サバゲーでのフレンドリーファイア。防ぐにはどうしたら?

サバゲーでのフレンドリーファイア。防ぐにはどうしたら?

サバゲーしていると、稀に思いがけない方向から撃たれることがありませんか?「えっ!?敵に回り込まれた?」と後ろを振り返ると味方しかいません。そう、これは味方に撃たれる「フレンドリーファイア(FF)」が起きたのです。サバゲーにおいてフレンドリーファイアは珍しくありません。これはなぜ起きるのでしょう?

経験・知識不足

サバゲーは遊びです。そして参加者のほとんどはごく普通の一般人です。そもそも銃の扱いや射撃、戦闘に関する専門的な訓練を一切受けていなく、複雑な戦場では焦って状況判断を誤り誤射が多くなります。

ユニフォームがバラバラ

サバゲーでのフレンドリーファイア。防ぐにはどうしたら?

定例会は不特定多数の人が集まってチームに分かれます。味方が来ているユニフォームの形状や色はバラバラです。敵に同じユニフォームを着用している場合もあり、ユニフォームによる識別は困難です。そのため、サバゲーでのチームの識別はプレーヤーの腕に付ける赤か黄色の小さなマーカーです。しかし、これは激しい銃撃戦、ブッシュなかでは見えづらく、一目で敵味方を識別するのは難しくなり、味方を敵と誤認することがあります。

組織化されていない

サバゲーでのチームは軍隊ほど組織化されていません。大多数のプレーヤーは個々人の判断でフィールドで戦闘を行います。連携することもありますが、それは一時的です。通信するための無線機もほとんどの人は持っておらず、持っていたとしてもチーム単位で周波数はバラバラ、ごく少数のユニットでしか連絡ができません。統一された指揮系統をもっていないため、断片的で局所的な通信しか行わず、組織的な行動はほとんど行われていません。味方が思いもしない場所に居ることは日常茶飯事です。

フレンドリーファイアは撃った者もヒットになる

上記の理由でフレンドリーファイアは頻繁に起きます。しかし、ゲームとしてのサバゲーは実際に死ぬことはありません。しかし、あなたはFFに慎重にならなければなりません。なぜなら、撃たれた人も撃った人も両方ヒット扱いになるためです。過剰なFFを抑止するために、多くのフィールドでは定例会にこのようなルールを設けているところ多いです。リアリズムに反するルールにはなりますが、これは国際的にも共通のルールとして広まっています。もちろん被害者だけをヒットにする場合もありますし、貸切でゲームを行う際は運営者に委ねられます。

フレンドリーファイアを防ぐには

味方が近くの場所は撃たない

まだ、射撃に自信がないうちは味方の近くを通る射撃はなるべく避けましょう。手元がくるったり、照準を見誤って当ててしまう事があります。それでも撃つときはセミで撃ちましょう。フルオートはぶれて射撃が乱れます。セミは撃ちながら射線を見ながら調整が容易です。

焦って撃たない

敵味方の判断が付かないような状況で焦って撃つのは止めましょう。切羽詰まった状況でなければ、十分に確認して敵を識別してから撃つようにしましょう。

味方の動きに気を配る

戦場では敵味方が頻繁に動きます。味方が居ないと思って撃っていたら、いきなり射線に味方が入ってくる可能性があります。射撃時は敵だけではなく味方の動きにも気を配り、射線に入りそうであれば射撃を止めるなど気配りをしましょう。

射線に出ない

自分がFFされないために味方が射撃している射線には不用意に出ないように気を付けてください。この場合は射線に出る方が悪いです。前に出る、通る際は「前通ります」など一声かければ撃つのを止めてくれます。

銃を構えて味方陣地を向かない

基本的に銃は敵に向けて構えるものです。それを不用意に味方の居る方向に向けて構えると敵と勘違いされて攻撃されます。銃口を向ければそれは敵対行為とされます。

最前線にいる時は味方という事をアピール

味方に撃たれる可能性が一番高いの最前線にいる時です。敵陣深く進むと、そこまで味方が進軍していると思っていない仲間から敵と勘違いされて撃たれることが多いです。敵にバレない範囲で手を振るなり、マーカーをかざすなりして味方に居場所や前線がどこあるかを伝えましょう。

出会いがしらに気を付ける

CQBなど入り組んだところでは出会いがしらに敵と遭遇することがあります。敵が居る方向から来た人に対しては反射的に撃ってしまう事が多々あります。しかし、まれに味方が戻ってくるときもあります。しかし、出会いがしらの応戦は一瞬の判断がものをいうので識別する余裕がありません。なので、できる限りクリアリングを行って出会いがしらの衝突を避けることと、味方陣地に戻る際は声をかける、手をかざすなど味方に合図を出しましょう。

背後にもマーカーを貼る

FFは背後を撃たれることが多いです。味方であること明示するために腕のマーカーだけではなく、背中やヘルメットの後ろにもマーカーを貼って存在を知らせる人は多いです。しかし、これにはリスクがあり、敵にも識別されやすく、見つかりやすくなる可能性があります。

これらに十分に気を付けてもフレンドリーファイアは起きます。もし、間違って撃ってしまったら撃った相手には謝りにいきましょう。撃たれた方も、それに怒らず、笑って許してあげましょう。サバゲーは遊びです。お互いに気持ちよく遊べるように心がけましょう!

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