
海上自衛隊のヘリコプター搭載護衛艦「かが」が7月14、15の土日の両日、福井県の敦賀港の開港120周年の一環で同港に寄港し一般公開される。
護衛艦「かが」について
「かが」は”いづも型”護衛艦の2番艦になり、1番艦の「いづも」と並び海上自衛隊が有する艦船の中で最大の大きさを誇る 。全長は248m、乗員は520名、最大14機のヘリコプターが搭載可能だ。5月に来日したトランプ大統領が安倍首相と共に乗艦した艦になる。「いずも」の空母化は閣議決定されており、同型艦の「かが」も空母化される予定になっている。
イベント情報
かがは、敦賀港の鞠山南地区の岸壁に接岸する。港から艦を眺めるだけではなく、乗船、甲板に降りることができる。甲板は滑りやすいとのことでサンダルやハイヒールでの乗船はできないので注意してほしい。「かが」という名前は隣の石川県の地名”加賀”に由来しており、北陸との縁ある艦船になる。事前申し込みは不要で乗船は無料になる。2017年に金沢港で公開された際は1日で15,000人が訪れたので今回も混雑が予想される。
公開時間
公開は14日(土)が午後13:00~16:00で最終受付が15:30、15日(日)は午前8:30~13:00で最終受付12:30となっている。甲板が滑りやすいためサンダルやスリッパ、ハイヒールなどでの乗船はできない。乗船には保安検査もあるので持ち物には注意してください。
アクセス
14,15の両日ともにJR敦賀駅から臨時バスが運行される。15日はきらめきみなと館と川崎・松栄岸壁の駐車場2カ所が利用でき、市が無料シャトルバスを運行する。14日は双方の駐車場の利用はできない。
※イベントチラシ
https://www.mod.go.jp/pco/fukui/kaga_0703_ol.pdf
お近くの人はぜひ、訪れてみて下さい。
護衛艦いずも(出典:海上自衛隊)2021年10月、四国沖で海上自衛隊の”いずも型護衛艦”の一番艦である「いずも」の甲板にて初の航空機の離発着訓練が行われ、岩国基地に所属する米海兵隊「第242海兵全天候戦闘攻撃中隊」のF-35 Bラ[…]