陸上自衛隊 練馬駐屯地 第1師団 創立57周年・駐屯地 創設68周年記念行事レポート

2019年5月19日(土)に開催された陸上自衛隊 練馬駐屯地での「 第1師団 創立57周年・練馬駐屯地 創設68周年記念行事」に行ってきました。今回はこちらのレポートになります。

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練馬駐屯地について

東京都練馬区にある陸上自衛隊第一師団司令部等が駐留する駐屯地。都心に最も近い実戦部隊が配備された駐屯地でもある。かつては東京第一陸軍造兵廠練馬倉庫でした。

アクセス

23区内にあるということで、アクセスは非常によく、東武東上線の東武練馬駅から正門までは徒歩7分。東京メトロ副都心の平和台駅から南門までは徒歩9分となります。今回、私は平和台駅から向かいました。

入場

練馬駐屯地

開門は9時からですが、8時半に駐屯地に到着すると、南門から平和台駅方面に基地の外周にはすでに開場を待つ行列ができていました。壁沿いに並んで兵の中を覗くと観閲式を待つ、戦車や、バイク隊の訓練の様子が見えます。開場は少し早まり、8時50分から入場が始まりました。

歩哨 89式小銃

入口には89式小銃を持つ、歩哨が立っています。手荷物検査と金属探知器の検査を受け、9時20分ごろに入場。お目当ての観閲式は10時30からなので、それまで基地内を散策しようと思ったのですが、すでに観閲式の開場は場所取りが。早い人は6時ぐらいから並んで一番に入場して場所取りをするようで一般席は既に結構な人がスタンバイしています。見学してからでは良い場所が取れないとやむを得なく、1時間前からスタンバイすることにします。その甲斐もあって、最前列をとることができました。しかし、座るようなスペースはなかったためずっと立ったまま待つことに。

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観閲式

待ち続けて1時間後、ようやく観閲式が始まります。まずは、音楽隊が入場し、その後に普通科部隊の各隊が入場してきます。

練馬駐屯地 観閲式

各隊が騒然と並ぶ光景は壮観です。練馬駐屯地の観閲式には元防衛大臣でもあった小池百合子都知事がいらっしゃいました。

小池百合子都知事

開始、30~40分ぐらいは師団長や小池都知事の祝辞、訓示など式典的な行事が続きます。この日は気温24℃の日差し。中学校の朝礼ではないですが、毎年長時間の整列で倒れる隊員が入るらしいのですが、この日はいたかどうかは定かではありません。

式典が終わるとお待ちかねの各機甲化部隊の車両が登場します。その中からいくつか紹介します。

化学防護車

化学防護車

82式指揮通信車を改設計になり、化学防護小隊に配備されています。上部の機関銃による空砲射撃も披露されました。

87式偵察警戒車

87式偵察警戒車

こちらも上部の機関砲による空砲射撃が披露されます。

戦闘訓練

戦闘訓練

対テロ制圧の模擬戦闘によるドアエントリーや近接戦闘も披露されました。

155mm榴弾砲・105mm榴弾砲

155㎜榴弾砲 105㎜榴弾砲
観閲式終了後に近くで撮影

奥の砲身が長いのが155mm榴弾砲になり、手前が105mm榴弾砲になります。途中でこの両榴弾砲による礼砲が数発、空砲により発射されます。この迫力が凄い。私はおそらく150mぐらい離れていましたが、発射後の衝撃波が届きました。音も凄まじく、近くにいた2~3歳くらいの子たちがみんな泣き始めました。

93式近距離地対空誘導弾

93式近距離地対空誘導弾

照準は、横にいる兵士のヘルメットに取り付ける目視照準具で目標を標定し、手元の射撃統制コンソールにて荷台の誘導弾発射装置を操作、発射します。この日は実際の操作まで披露されました。

野外入浴システム

野外入浴システム

途中から特殊車両系が続くのですが、写真は野外入浴システムの紹介の模様。自衛隊もこんなことするんですね~。ちなみに女湯の方は女性隊員ではなく、女装した男性隊員でした。遠目からだと騙された男性は多数のいたのではないでしょうか。残念…

掩体掘削機・施設作業車

掩体掘削機・施設作業車

特殊車両のもう一つはこちら。3台の車両がなんと、DA PUMPのU.S.Aに合わせて踊るといったものでした。こういった若者受けも狙っていく時代ですね。

10式戦車

10式戦車

最後の取りを務めるのが最新鋭戦車の10式戦車。3両の10式が登場します。空砲や息の合ったスラローム走行を披露します。やはり、迫力が違いますね。周りも一番盛り上がっていました。

他にもバイク隊やラッパ隊、ヘリによる救助訓練など、約1時間以上にわたって、様々な部隊、車両が披露されます。

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基地内

観閲式が終わり、基地内を散策します。観閲式では後ろの方になると中々車両を写真におさめることは難しいですが、観閲式で登場した車両の多くが別途装備品と展示されていますので、まじかで撮影することが可能です。

装備品展示

93式近距離地対空誘導弾は近くで説明のもと発射台を操作するとろろが見れたり、野外通信システムでは実際にモールス信号を送ったり、通信機器で会話したりすることもできます。

観閲式には登場しなかった16式機動戦闘車も展示されています。

暗視スコープの体験コーナーでは実際に真っ暗闇の中でその性能を体験することができます。

屋台・売店

約20店舗ぐらいの飲食の屋台と物販店が出ています。多くは駐屯地外からの民間のお店になります。その中でやはり人気だったのは自衛隊が提供するカレーと写真のおおもり焼きそば。蓋が閉まらないほどの大盛りで一番の行列でした。

購買部

基地内にはセブンイレブンがあり、戦闘糧食Ⅱ型が売っていました。価格は700円と他で購入するより、だいぶお得です。

他にも装備品を売る店舗が2つあります。掲示板にはこんな貼り紙も。

はなの舞があったのにはちょっとびっくりしました。でも、基地の中だと酒を飲んでも、おいおい愚痴は言えませんね。上官に聞かれでもしたら……

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戦車・高機動車の試乗体験

練馬駐屯地のイベントでは戦車と高機動車に試乗ができます。

試乗といっても車内ではなく、車体後部に着けられた籠の中になります。激しい振動があるため、乗車中の撮影などは一切禁止なります。試乗できるのは10式戦車か写真の74式戦車になります。

高機動車はトヨタ自動車が開発した通称をHMV(ハイ・モビリティ・ビークル)、隊員内では「高機(コウキ)」と呼ばれています。

これらに 試乗したい場合は朝に整理券をもらう必要があります。整理券の配布は9:15から。配布は正門近くになります。

まとめ

東京都内、しかも23区内でこれだけの規模の観閲式や自衛隊の装備品が見れるのに驚きました。首都圏を守る要の練馬駐屯地。都内にお住いの人は是非、行ってくみください。

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