サボタージュ|麻薬取締局DEAの特殊部隊|映画レビュー

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アメリカ麻薬取締局(Drug Enforcement Administration)通称”DEA”を描いた映画。DEAの映画というと一捜査官や潜入捜査の映画が多いが2014年に公開された『サボタージュ』は特別対応チームを描いた犯罪サスペンス映画になる。 監督は戦車映画の『フューリー』のデヴィッド・エアー。主演はアーノルド・シュワルツェネッガーになる。

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作品概要・あらすじ

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麻薬取締局の捜査官であるジョン・ウォートン(シュワルツェネッガー)は、アメリカ国内外での麻薬戦争において数多くの功績を挙げた凄腕の捜査官であった。しかし、その功績から敵も多く、妻と息子をメキシコの麻薬カルテルにさらわれて殺されてしまうという悲劇の過去を持っていた。
DEAとジョンが指揮する特殊対応チームは、ある麻薬組織を摘発するためにアジトに突入する。摘発の他にジョン達は麻薬組織が稼いだ2億ドルの闇資金から1000万ドルを秘密裏に持ち逃げすることを企てていた。1000万ドルを下水道に隠し、その日にメンバーと共に回収に向うも、あるべき場所に1000万ドルはなく、何者かに既に持ち出されていた。また、闇資金が足りないことが本部も知るところになり、ジョンたちは持ち逃げを疑われ、内務調査局の取り調べを受け、疑いが晴れるまで謹慎処分となる。それから半年後、ようやくチームは現場復帰を果たす。チームを再始動すべく、ジョンは改めてトレーニングと厳しいを言葉を隊員たちに与える。チーム再始動をみんなで祝ったその夜に、事件が起きる。チームの一員のパイロが住まいのキャンピングカーごと電車と衝突し、亡くなってしまう。当初は事故を疑われたが、その後もまた一人、また一人とメンバーが何者かによってに次々に殺害されてしまう。この事件を追うアトランタ市警察の女刑事キャロラインは、ジョン達が何かを隠していることを見抜き、ジョンの過去、1000万ドルの件も知ることになる。犯人を突き止めたと思った矢先にまさかの展開が待ち受ける。メンバーを殺した犯人は誰で1000万ドルはどこへ消えたのか……

評価
ストーリー   : 3
戦闘・アクション: 3
作品名サボタージュ
原題Sabotage
公開日2014年11月 
監督デヴィッド・エアー
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ストーリー レビュー

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麻薬を取り締まるようなシーンはなく、麻薬取締局っぽい作品にはなっていない。DEAは警察機関の1つになるが、ジョンのチームの8人は無法者のならず者たちばかり。潜入捜査も多い彼らは警官のように見えちゃまずいので好都合らしいのだが、中身も警官の様相はない。特に異色の存在感を放っているのがチーム唯一の女性メンバーのマレー。チームの男を手玉にとり、正に狂気と言わんばかりの様相。警察というより、ギャングの映画を見ているような印象でストーリーの設定としては面白い。ただ、つじつまが合ってなかったり、経緯を省いているところがあるなど、細かい部分気になるところ。

戦闘・アクション レビュー

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DEAという特色状、麻薬アジトといった建物内に潜入する為、CQBのシチュエーションが多くなる。訓練施設での訓練シーンもあり、CQBの動きの参考になるのではないだろうか。戦闘シーンは多からず、少なからずといったところ。往年のアクションスター、シュワルツェネッガーに『ターミネーター4』のサム・ワーシントン、『13時間』のマックス・マーティーニなどアクション慣れしている俳優が多いので戦闘シーンは迫力がある。武器はSCAR-HM4 CQB NOVESKEベネリM4、MP5A3などが登場する。最後の方にはシュワルツェネッガーの未だ衰えぬアクションシーンが見れる。

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