DEA麻薬取締局とは？捜査官・特別対応チームの装備は？

2019-11-03
2020-05-10
特殊部隊
麻薬取締局

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アメリカ麻薬取締局（Drug Enforcement Administration：DEA） は麻薬戦争と戦う最前線の法執行機関です。このアメリカ合衆国司法省に属する警察機関・連邦捜査機関は1973年7月1日、リチャード・ニクソン大統領によって設立されます。DEAの使命は、連邦麻薬法・連邦法にのっとり、米国内外での麻薬の違法な取引、または違法禁止薬物、規制対象物質の密輸、売買、製造、流通に関与する組織、犯罪者を検挙することです。その捜査範囲は国内および米国に流れる海外の薬物を調査、追跡する責任を単独で負っています。この連邦法執行機関は、麻薬取引を資金源とする中南米のカルテル、中東のテロリストと戦い、その活動を妨害するために、米国のエリート捜査官を採用し、訓練し、世界で最も過酷で危険な環境に配置します。CIAや米軍特殊部隊よりも麻薬捜査官が最も危険かもしれません。これまでに85人の捜査官が米国に勤務する中で命を犠牲にしています。DEAは、世界44カ国に事務所があり、350人以上の特別捜査官とサポートスタッフを配置しています。日本のアメリカ大使館にもスタッフは常駐しており、日本の警察や厚生省と協力して日本の麻薬問題についても取り組んでいます。

1 特別対応チーム（SRT）
2 捜査官・特別対応チームの装備
3 DEAが舞台のおすすめの映画・ドラマ
- 3.1 サポタージュ
- 3.2 ナルコス

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特別対応チーム（SRT）

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Ninjy(@nightshift_ninjy)がシェアした投稿 – 2019年 5月月13日午前7時02分PDT

2016年に発足した特別対応チーム（Special Response Teams：SRT）はミッションリスクが高く特殊な戦術、戦闘を必要とする作戦において現地捜査官・スタッフでは対応できない高度なミッションを行う事を目的に設立された特殊部隊になります。SRTの役割には、高リスクの逮捕や捜索、車両の阻止、要人の保護、監視活動などが含まれます。 SRTのオペレーターは、凶悪な犯罪組織を相手にすることから違反すれすれの戦術やさまざまな武器システムについて高度な訓練を受けています。

部隊は４つの専門部隊に分かれています。
・緊急対応チーム( Rapid Response Team：RRT）
・機動警備チーム(Mobile Enforcement Teams：MET)
・地域警備チーム( Regional Enforcement Teams：RET）
・ハイリスクエントリー逮捕チーム(Highrisk Entry Apprehension Team：HEAT )

米国内の主要なDEA事務所にはこれらのSRT部隊が配備されています。

捜査官・特別対応チームの装備

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@into_the_breach_がシェアした投稿 – 2018年 6月月12日午前9時24分PDT

捜査官・SRTが銃を使用するには銃器訓練部隊（FTU）によって設定されたテストに合格する必要があります。これは全ての連邦法執行機関の中でも最も困難な拳銃資格認定コースといわれています。四半期ごとに戦術および銃器の技能トレーニングに参加し、年2回合格することで拳銃、ライフル、ショットガンの所有資格を得ることができます。合格スコアを達成できないと解雇される場合があります。