2019年3月29日にアラスカ アンカレッジの エルメンドルフ – リチャードソン統合基地(Joint Base Elmendorf-Richardson)で世界最強の戦闘機といわれるF-22、またの名を猛禽類の意味を持つ通称ラプター(Raptor)の「エレファントウォーク(elephant walk)」が行われました。多数のF-22が揃う壮観でかっこ良い光景をご覧ください。
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エレファントウォークとは?
と、その前にあまり耳にすることのないエレファントウォークについて説明します。「エレファントウォーク(elephant walk)」 とはアメリカ軍が自国の戦力、展開能力を他国に知らしめるために戦闘機を滑走路に近接編隊で整列、自走し、1機づつ飛び出せる演習です。起源は第二次世界大戦にて連合軍が1000機の爆撃編隊で攻撃を実施した際といわれています。
F-22の大編隊
演習に参加したのは「第3航空団(The 3rd Wing)」と「第477戦闘航空群 (The 477th Fighter Group )のF-22 24機。更にその後方左に配するのが大型長距離輸送機のC-17 Globemaster III。同じく右に配するのが早期警戒機E-3 Sentry。合計26機の大編隊になります。
拡大した写真がこちら。どうですか? これだけ並ぶと壮観ですね。
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滑走路を自走し、飛び立つ動画がこちらです。
こちらが飛び立った写真。翼下にあるのは600ガロンの燃料タンクを2本になります。
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まとめた映像がこちらです。
これらの演習は半年ごとに行われているそうです。