軍隊が発祥の食べ物、料理8選

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インスタントコーヒー

兵士の間でコーヒーは興奮作用のあるカフェインを手軽に得られることもあり昔から人気です。その歴史は1861年の南北戦争まで遡ります。しかし、過酷で変化の激しい戦場でコーヒー豆を挽いてドリップする時間は限られていました。1901年にコーヒー豆の抽出液を乾燥させて粉末状に加工したインスタントコーヒーが発明されると第一次大戦でインスタントコーヒーの時代が到来します。戦場では毎日1.6トンのインスタントコーヒーが消費されました。第二次大戦では兵士にとってインスタントコーヒー 無くてはならない物になり、その後、手軽に飲めるコーヒーとして一般にも広まっていきます。

カレーライス

ご存じの方も多いと思いますが、日本で食べられている国民食カレーは本場インドから伝わったものではなく、イギリスから伝わった「ブリティッシュカレー」をベースにしています。1800年代、イギリス海軍は長い航海の間でもシチューが食べられるようにとインドのカレーをベースに肉やジャガイモ、野菜などを香辛料と一緒に煮込んだイギリス式カレーを発明します。当時、英海軍を模範にしていた日本海軍はカレーの手軽さと栄養面に目をつけ、取り入れます。しかし、米文化である日本はご飯にかけられるようにと小麦粉を入れてとろみをつけました。これが今のカレーライスの起源になります。

コンデンスミルク(練乳)

コンデンスミルクは長期保存がきく乳製品として1853年にアメリカのゲイルボーデンJrが開発しました。1861年に南北戦争が勃発するとコンデンスミルクはカロリー、脂肪、タンパク質、炭水化物の含有量が高いとして需要が増加します。戦争が終わると兵士たちは家族や友人にコンデンスミルクを広め、一般でも広まっていきます。保存と輸送のしやすさから第一次大戦においても需要が拡大し、世界に広まります。

肉じゃが

おふくろの味の定番の「肉じゃが」は勘違いから生まれた料理になります。日本海海戦で有名な東郷平八郎はイギリスで食べたビーフシチューのおいしさが忘れられず、海軍の艦上食に取り入れるように料理長に命じます。しかし、ビーフシチューを知らない料理長は醤油、味醂など日本式の味付けをし、生まれたのが肉じゃがです。しかし、これにはいくつか諸説があり、これはあくまで一説です。

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https://taskandpurpose.com/7-everyday-military-foods
https://www.rewindandcapture.com/why-is-pringles-called-pringles/

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