2020年は自衛隊航空観閲式の番!応募方法、倍率、開催時期は?

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防衛省サイトより 2014年の観閲式

今年2020年の自衛隊の観閲式は空の番になり、航空観閲式が開催される。昨年2019年の観艦式が台風によって中止になったため、今年の観閲式は是が非でも見たいところ。

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3年毎に開催

自衛隊の最高指揮官である首相を迎える観閲式は陸海空自衛隊が持ち回りで3年に1度開催されている。航空自衛隊が主力となる「航空観閲式」、陸上自衛隊が主力となる「中央観閲式」、海上自衛隊は主力が艦艇になるので「観艦式」となる。

航空観閲式では航空自衛隊の戦闘機、輸送機など約80機の航空機が登場し、観閲飛行や他飛行展示が行われる。航空自衛隊に所属する曲芸飛行隊ブルーインパルスももちろん登場する。他にも地上部隊の観閲行進や陸上自衛隊、海上自衛隊の航空機、ヘリコプターも参加する。

前回2017年は中止だった

冒頭で2019年の観艦式が中止になったとお伝えしたが、2017年の航空観閲式も実は台風の影響で中止になっている。航空観閲式としては初めての中止だった。この時は緊迫する東アジア情勢、北朝鮮へのけん制も含めてアメリカ空軍のB2A長距離戦略爆撃機も参加する予定だった。

F-35やオスプレイが初めて登場するかも

航空自衛隊サイトより C-2

前回が中止となり、今年は2014年以来、6年ぶりの開催となる。それもあり、今回は最新鋭機が複数登場するかもしれない。戦闘機F-35は2017年配備にされ、輸送機のC-2は2016年に配備されている。陸上自衛隊の垂直離着陸輸送機V22オスプレイは今年の春ごろに千葉県木更津駐屯地に配備される予定になり、こちらの参加も期待される。

※2014年にF-35が展示されたが、あれはモックアップになり、C-2もXC-2という試作機だった。

場所・開催時期は?

航空観閲式の開催場所は茨城県にある航空自衛隊百里基地になる。ここは茨城空港との共用飛行場になる。都心からは2時間弱の場所になり、東京駅からはリムジンバスも出ている。

開催時期は例年10月中旬に開催されており、今年も同様の時期になるだろう。しかし、ここ数年、台風に悩まされているので、そこが気になるところではある。

なお、航空観閲式が開催される年は「百里基地航空祭」は開催されない。

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倍率・応募方法は?

航空観閲式の倍率は公表されていないのだが、陸上自衛隊の総火演の抽選倍率が例年30倍ほど、同じく陸自の中央観閲式が10倍、観艦式が数十倍といわれており、航空観閲式も数十倍の抽選倍率が予想される。
応募方法はまだ公表されていないが2016年より自衛隊の観艦式やイベントはネット申込になっているので今回もその方法が適用されるだろう。昨年の観艦式の応募では顔写真の登録など転売対策やセキュリティが厳しくなっており、航空観閲式でもその方法が適用されるかもしれない。8月ごろに応募が始まると思うので情報が公開され次第、記載したいと思う。

今年はコロナで一般公開は中止

9月11日の防衛省の発表によると令和2年の航空観閲式は新型コロナの影響で無観客、規模縮小の上、開催されることが決定した。来年令和3年の陸上自衛隊の観閲式もオリンピックの関係で無観客、規模縮小も決定された。どちらも、映像配信はされるようだ。航空観閲式は前回2017年に台風によって中止、昨年2019年の観艦式は台風によって中止となっており、ここ数年は受難続きだ。

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