スプリッター迷彩|1920年代にドイツ国防軍が開発した破片迷彩

Photo by Steve Greaves

世界の迷彩パターンの第20弾は1920年代にドイツ国防軍によって開発された「スプリッター(スプリンター)迷彩」について紹介します。

破片パターン迷彩

スプリッター(Splitter)という言い方はドイツ語になり、正式には「Splittertarn muster」といいます。英語ではスプリンター(Splinter)といい、スプリンター迷彩とも呼ばれ、どちらも「破片」を意味しています。ガラスの破片を思わせる形とジグザクの鋭いエッジが織りなす背景と、その上に雨模様を施したパターンになります。このパターンが考案されたのは古く、第一次世界大戦後の1920年代後半のドイツ国防軍によって考案されます。

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考案された当時、軍服に迷彩を施す習慣はまだなく、主にテントやレインコート(ポンチョ)に使われます。第二次世界大戦が始まると1942年に軍服にも取り入れられますが使用されたのは空挺部隊など限られたごく一部の部隊だけでした。枢軸国のひとつだったブルガリアの空挺部隊のユニフォームとしても採用されています。

戦後から広まり、今でも使用されている

軍服としてスプリッター迷彩が広く使用されるのは第二次大戦戦後からになります。1950年代から1960年代にかけてスプリッター迷彩は改修され、ドイツ国境警備隊と西ドイツ軍の双方の迷彩として採用されます。ブルガリア軍も引き続き採用し、山岳部隊や国境警備隊にも取り入れられます。1990年代にはスウェーデン軍がスプリッター迷彩をベースにした「M90」(写真下)を考案します。M90ではジグザク模様がよりシャープな三角形パッチに改修されており、雨模様を排除します。このパターンは現在でも使用され、戦闘機や地上車両の迷彩塗装にも採用されています。

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スプリッター迷彩の特徴

スプリッター迷彩のパターンは、ベージュ色の背景の上に茶色と緑で描かれた鋭いエッジのポリゴンがランダムに複数重なるパターンで構成され、それらには鋭い角があります。このランダムなパターンは、カモフラージュ効果を引き出すために最適な位置に配置されています。そして、その背景の上には雨模様がプリントされています。その後の改修や着用する部隊の環境に合わせて色味が変えたバージョンが複数開発されています。

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