ギネス記録の戦闘シーン!『アンノウン・ソルジャー』予告編公開

© ELOKUVAOSAKEYHTIÖ SUOMI 2017
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フィンランド映画史上最大の700万ユーロ(9億円)の製作費を使い、同国史上最大の興行収入を達成し、フィンランド人の5人に1人が見た(フィンランド人口は550万人)戦争映画が6月22日(土)より新宿武蔵野館ほかにて全国順次公開されます。それに先立ち予告編が先日公開されました。

フィンランドの小説家ヴァイノ・リンナの「無名戦士」を映画化した戦争アクションになり、1941年にフィンランド、ソビエト連邦との間で勃発した「継続戦争」を映画化した作品。 製作費はハリウッド作品と比較すると少なく感じてしまうかもしれないが、10億円といえば日本では大作映画の予算。1テイクに使用した爆薬の使用量がギネスに認定されており、こちらはハリウッド超え。フィンランド国防軍も全面協力しており、予告編からもその戦闘シーンの迫力、リアルさがうかがえる。ソ連の主力中戦車T-34も劇中内に登場する。
継続戦争では当時人口400万人のうち50万人が従軍しており、従軍した兵士たちそれぞれの人間模様も描かれている。

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ストーリー

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1940年、フィンランドは、ソ連との“冬戦争”で独立は維持するも、ソ連からカレリア地方を含む広大な土地を占領されてしまう。1941年、ソ連はなおもフィンランドへの侵略を計画。それを阻止し、また占領された土地を取り戻すため、フィンランド軍はナチスドイツの力を借り祖国のために立ち上がる。この作品は、いわゆる“継続戦争”におけるフィンランド軍兵士たちが、ソ連軍へ果敢に挑む歩兵たちの戦場における壮絶な任務を丁寧にかつ壮大に描いていく「兵士目線に徹した」戦争映画である。ロッカ、カリルオト、コスケラ、ヒエタネン、年齢や立場、支える家族などそれぞれ生きてきた背景が違う4人の兵士たちを通して、フィンランド軍がいかにしてソ連軍と勇敢に戦ったのかを克明に描写する。非情である最前線で戦う兵士たちに血肉を通わせ、友情、ユーモア、そして生きる意志が兵士たちの団結の力を生み、占領された土地を取り戻していく。最前線を担う各兵士たちの生活とその家族たちの生活を大きく変えてしまった“継続戦争”だが、たとえ戦場で息絶えたとしても戦士たちの生きた証はそれぞれの家族に、そして大地に確実に刻まれていくのだった。

引用元: http://www.ayapro.co.jp/products/detail.php?product_id=470
作品名アンノウン・ソルジャー 英雄なき戦場
原題Unknown Soldier
公開日2019年6月22日(土) 公開予定
監督アク・ロウヒミエス
キャストエーロ・アホ、ヨハンネス・ホロパイネン 他
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1941年といえば、日本軍が真珠湾攻撃を行い太平洋戦争が勃発し、ヨーロッパではドイツ軍がソ連に進行し独ソ戦が開戦した年になります。継続戦争は我々日本人が全く知らなかった戦争でしょう。くしくも今年は日本とフィンランドが国交樹立100周年になります。この映画でフィンランドの歴史を知るいい機会かもしれません。

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