グレネードランチャーから発射するドローン兵器Drone40

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電子制御された兵器開発を行うオーストリアのDefendTex社はアサルトライフルなどに装着する40mm擲弾発射器(グレネードランチャー)から発射するグレネードドローンを開発した。これにより、歩兵の攻撃範囲が大幅に広がることになります。

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自律型ドローングレネード

Drone40は歩兵の40mmグレネードランチャーから上空に向けて発射する形になります。空中に射出されると4つのローターが展開されます。それによりグレネードは自重で落下、爆発することなく、ドローンの飛行体として空中での操作が可能になります。ドローンの空中待機時間は約20分、航続時間は12分になり、その航続距離は約10kmになります。通常のアサルトライフルの有効射程範囲が500~700mになるので、攻撃範囲は拡大に広がります。このグレネードドローンにより、地上歩兵部隊がアウトレンジから攻撃を受けても対処すること可能になり、視界外からの攻撃も可能です。ドローンにはカメラが装着され、リアルタイム映像をもとに遠隔操作を行います。弾頭は榴弾、対装甲、気化爆弾、煙幕などのタイプがあり、様々な状況、作戦に対応が可能になっています。また、発射後に弾頭を遠隔操作で起爆したり、不活性化することも可能になっています。爆破しなければ再利用も可能です。

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自律型ドローンという基本設計の思想をもとに開発されており、人間による操作は最小限とし、GPSでの誘導、ターゲットのロックオン、敵兵器のレーダー識別信号の判別による自律型の飛行攻撃に加え、複数発射されたDrone40のドローンの群れをデーター連携され、マスタードローンで群れ全体を操作するといったことも可能です。 最終的な攻撃判断は人間になり、人間の許可や確認なしに標的のロックオン、攻撃をすることはありません。

価格は1000ドル以下、500ドル(5.5万円)ほどを目指しており、低価格実現できれば、これからの戦闘はドローンの撃ち合いになるかもしれません。

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http://soldiersystems.net/2019/05/24/sofic-19-defendtex-drone-40/

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グレネードランチャーから発射するドローン兵器Drone40
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