バットマンのジョーカーが使った超ロングリボルバー銃とは

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ジョーカーが使った超ロングリボルバー銃

現在、ジョーカーの誕生を描いたホアキン・フェニックスが演じる『ジョーカー』が大ヒット中だが、ご存じの通り、ジョーカーはバットマンの登場人物になり、過去にはジャック・ニコルソンヒース・レジャーという名優たちによって演じられてきた。どの役者の時も強烈な印象を残してきたが、ジャック・ニコルソンの時は違う意味でも強烈な印象を残した。それは彼がズボンの中から取り出す、銃身(バレル)がもの凄い長いリボルバー拳銃だ。

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54㎝のリボルバー

ジョーカーが使った超ロングリボルバー銃

現在、公開中の「ジョーカー」では初めて銃を手にしてから狂気に走る姿が描かれているが、ジャック・ニコルソンが演じる『バットマン』(1989)でのジョーカーはマフィアの一員で最初から悪の設定になっている。この作品でのジョーカーはマフィアの幹部を怒らせたことから警察に売られ、銃弾が顎に当たり化学薬品の中に落下、肌が漂白され白くなり、顎に銃弾が当たった影響で顔の筋肉が麻痺して常に引きつった笑い顔になったことから復讐のために狂気に走ることになる。

ジョーカーは自分を罠にはめた者たちを次々と“笑いながら”殺害していき、いつしかゴッサムシティを牛耳るまでにのし上がり、街を恐怖で支配していた。しかし、そこにゴッサムシティの平穏を守るバットマンが現れ対決することになる。


丸腰のジョーカーに対してバットマンはバットモービルに乗って、機銃やロケット弾を撃ち込む、しかし、それはどれも当たらずに、ジョーカーは無傷。するとジョーカーはおもむろにズボンの間に手を伸ばし銃を取る。そこから現れたのが、なんとバレルが21インチ(54㎝)の超ロングリボルバー銃。そこから放たれた一発の弾丸でバットモービルは墜落してしまい、その威力が分かる。

Smith & Wesson Model 15-3

Smith & Wesson Model 15-3
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ジョーカー使用した銃はスミス & ウェッソンの Model 15-3になる。1949年に登場したこの拳銃は38口径のダブルアクションになり、従来のバレルの長さは4インチ(10㎝)、全長は合わせても24㎝になる。ジョーカーはこれをカスタムして、なんと銃身を5倍の50㎝にしているのだ。弾丸は何を使っているのか不明である、38口径でバットモービルを撃墜できるはずもないので、口径もカスタムしているのではないだろうか。

実際にあるロングリボルバー銃

ジョーカーのリボルバーほど長くはないが40㎝のバレルを誇る「 Single Action 22LR Revolver with a 16″ barrel」という銃が実際にある。開発したのはクラシックスタイルのシングルアクションリボルバーの製造するアメリカのHeritage Manufacturing社になる。この銃は16インチ(40㎝)のバレルを搭載している。バレルの長さを利用することで、正確な射撃や小型の獲物の狩猟のための正確な精度を提供している。長距離射撃に向くように固定式と調節式のリアサイト・フロントサイトにも対応している。弾丸は.22ロングライフル弾を使用する。

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https://en.wikipedia.org/wiki/Smith_%26_Wesson_Model_15
https://www.globenewswire.com/news-release/2019/06/07/1866058/0/en/Heritage-Releases-New-Long-Barrel-Rough-Rider-Revolver.html

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ジョーカーが使った超ロングリボルバー銃
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