本当に撃てるのか?トリプルバレルのリボルバー拳銃

本当に撃てるのか?トリプルバレルのリボルバー拳銃

ダブルバレルの銃なら何度か見たことはある。ショットガンでもいくつか出ているし、ハンドガンでもいくつか見受けられる。しかし、トリプルバレルの銃となるとさすがに見たこともない。しかも、リボルバー銃でだ。

本当に撃てるのか?トリプルバレルのリボルバー拳銃

このトリプルバレルリボルバーは20世紀初頭にスペインで作られたものらしく、一回限りの作品になり、量産品ではないらしい。製作した会社も不明になっている。ニッケルメッキのフレームに3インチバレルのトリオは逆三角形に配置(上に2つ、下に1つ)されている。シリンダーには最大18個の6.35mmの弾丸が装填可能になっている。6.35㎜弾(.25ACP弾)は1906年に登場した弾丸になり、25口径になる。主に小型拳銃で使用されたもので、現在の拳銃と比べると威力は低い。

本当に撃てるのか?トリプルバレルのリボルバー拳銃

トリガーは一つになり、引き金を引けば3発同時に発射されるのであろう。単純に考えれば6回射撃できる。一発の威力は低いが3発ともなれば、その威力はデカい。多少は的を外しても散弾銃のように当たるかもしれない。

この銃はロシアの熱狂的な銃愛好家の手に渡りコレクションされているらしい。アンティークとしての価値が高く、この銃に再度、弾が装填されることはないと思われる。しかし、撃ったらどうなるのか、是非見てみたい。

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http://www.horstheld.com/0-Spain.htm

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