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米海兵隊は9㎜と45口径の標準拳銃について、これまでのベレッタM9(M9A1)、Glock19、Colt M45A1 CQBから今後数年かけて全てSIG SAUER社のM18に置き換えられる。
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M18とは
M18は米軍の次期主力拳銃を決めるXM17モジュラーハンドガンシステム(MHS)の選定のもと2017年11月に採用が決定した銃になる。SIG SAUER社のP320をベースに開発されたストライカー式の近代化モデルだ。カラーは全て砂漠色のコヨーテブラウンになる。フルサイズモデルのM17は米陸軍、空軍、沿岸警備隊が採用している。海兵隊が採用するM18はキャリーモデルのコンパクトサイズだ。基本的な性能と装弾数は変わらず、携行性が向上している。海軍もM18を採用している。
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広く普及しているM9は採用から35年以上が経過し、老朽化しているのでリプレースするのは分かるが、Glock19は2017年に配備されたばかりだ。M18同様にコンパクトで特別捜査官やヘリコプター搭乗員、特殊部隊に配備されている。Colt M45A1 CQBは貴重な45口径になる。M17とM18は9×19㎜パラベラム弾しか使用できない。
既に米陸軍、空軍、沿岸警備隊、海軍には配備され、海兵隊のM18への配備は2020年度からになり、一番遅い。海兵隊では最終的に約30,306のM18を購入、配備する予定だ。
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