カナダ軍は新しく配備したコルト・カナダ製のC6A1 7.62mm汎用機関銃に関して、深刻な問題に直面しています。
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— Canadian Army (@CanadianArmy) September 11, 2016
カナダメディアの報道によるとC6A1のある部品に欠陥があり、性能に影響を与える技術的な問題があることが判明しました。国防総省のスポークスマン”ダン・ル・ブーティリエ”氏は、フィード・チャンネルと呼ばれる弾薬の供給機構の部品が本来の仕様と微妙にことなる仕様で製造されており、実弾射撃テスト中に一部の武器が不具合起こす原因になっていることを明らかにしました。約1000挺に影響があり、修理する必要があります。
さらに、軍の技術者は、新たに納入された機関銃のピンが緩んでおり、兵士の安全が脅かされていると報告。18挺確認し、内7挺でピンの緩みが見られました。これら欠陥の銃は今後数カ月をかけて修理が行われます。
カナダ軍はFN MAGのライセンス生産版であるC6機関銃の後継として、2017年7月に1,148挺のC6A1機関銃を購入することを決定。2019年から配備をはじめ、2020年1月には9700万カナダドルで3626挺を追加注文。これまで3,331挺が納入されていますが、今回、問題が起きたのは追加分になります。
C6A1汎用機関銃とは
C6A1 Flexはコルト・カナダが開発製造する7.62x51mm口径の汎用機関銃です。C6シリーズはベルギーのFNハースタル社が開発したFN MAGをコルト・カナダがライセンス生産しているものになり、C6A1はその改良版です。C6機関銃は降車する兵士が速やかに移動、持ち運ぶことができ、火力支援または持続的な火力を提供できる機関銃です。C6A1では発射速度を制御するための外部ガス調整器を追加。木製スタイルのストックから耐久性のあるポリマーバットストックに変更。一体型のサイトレール付きフィードカバー、ウェポン・マウント・アクセサリーレール (WMAR)、バイポッド、キャリング ハンドルを標準で追加しています。
重量: 12.1kg
全長: 628mm
発射速度: 毎分650～1,100発
最大射程: 3,275 m
有効射程：900m
Source
https://www.canada.ca/en/army/services/equipment/weapons/c6-general-purpose-machine-gun.html
