13日月曜、欧州のF-16の訓練拠点となる「F-16訓練センター(EFTC)」がルーマニアのフェテシュティ空軍基地に開設された。ここではルーマニア空軍のパイロットだけではなく、ウクライナ人パイロットにも訓練が実施される。
Training of #Ukrainian pilots on #US F-16 fighter jets has begun in #Romania
— NEXTA (@nexta_tv) November 13, 2023
On Monday, Romanian Defense Minister Angel Tîlvăr and his Dutch counterpart Kajsa Ollongren opened the European #F16 Training Center (EFTC) at Borcea Air Base near Fetești, 150 kilometers from… pic.twitter.com/WGziZ0gzfc
ルーマニア国防省はF-16の訓練拠点としてルーマニア東部チャララツィ県にある第86空軍基地を提供した。この訓練センターはF-16パイロット訓練の国際拠点となり、同盟国間の相互運用性の向上に貢献する。ルーマニアのパイロットだけでなく、F-16の供与が決まっているウクライナ、そして、F-16を所有する同盟国やパートナー国のパイロットも訓練される予定だ。
協力協定では、ルーマニアが演習用の空軍基地を提供し、オランダがF-16を提供、F-16の生産元であるロッキード・マーティンが教官と整備を提供する。11月7日にはオランダから5機のF‐16がEFTCが到着。オランダは最終的に18機のF-16を派遣する予定だ。デンマークも派遣を予定している。
EFTCではパイロットの他、整備要員、支援要員向けの訓練も行われる。ウクライナ人パイロットの訓練は約半年続くと予想される。ウクライナ人パイロットの訓練はイギリス、アメリカ、デンマークで既に始まっており、ウクライナへのF-16の供与は年明け以降とされている。
Source
https://www.eurointegration.com.ua/eng/news/2023/11/13/7173441/