フレンドリーファイアか?ウクライナ空軍のSu-27が撃墜

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ウクライナ南部のザポリージャ上空でSu-27フランカー戦闘機が撃墜されました。当初、ウクライナ人が喜んでいるとされる動画がSNSに投稿され、撃墜されたのはロシア軍機と思われましたが、実はウクライナ空軍のSu-27Pになり、味方によって撃墜されたフレンドリーファイアの可能性が問い質されています。

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SNSには撃墜されたSu-27の動画が上がっています。上の動画は地上にいるウクライナ軍兵士によって撮られたものとされます。音声を聞くと分かりますが撮影者は撃墜に歓喜しています。彼は撃墜された機体がロシア軍の戦闘機だと思っていました。

しかし、墜落した残骸を確認すると、尾翼にはウクライナ空軍のロゴが。撃墜された機体はウクライナ空軍のSu-27Pでした。撃墜された機体は第39戦術航空旅団に所属していた機体とされ、戦闘機のパイロットが脱出できたかは不明です。

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この撃墜については2つの報告があり、一つはSu-27はロシア空軍のSu-30戦闘機とドッグファイトを行っており、空対空ミサイルによって撃墜されたという報告。そして、もう一つがウクライナ空軍の防空ミサイルシステムであるS-300によって撃墜されたフレンドリーファイアという報告です。どちらもそれを立証する証拠はありません。しかし、ロシア軍機による撃墜であれば、ロシア側がそう発表するはずなのでフレンドリーファイアの可能性はあります。Su-27はロシア、ウクライナ両国で使用されており、S-300には敵味方識別装置(IFF)が付いていないものもあります。

この件について、今のところウクライナ、ロシアからも公式発表はありません。

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