PAK DA|ロシアの最新ステルス戦略爆撃機

PAK DA|ロシアの最新ステルス戦略爆撃機
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現在、米露中といった世界の軍事大国は次世代戦略爆撃機の開発を進めている。ロシアもPAK-DAと呼ばれる独自の戦略爆撃機を開発しており、ロシア空軍は10年後までに現在のすべての戦略爆撃機をPAK-DAに置き換えることを予定している。

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スペック

PAK-DAはまだ開発途中になり、機密扱いで情報は少ない。

機体はレーダーに発見しずらいステルス性能を有している。翼は高い空力特性を備えた亜音速飛行翼に亜音速エンジン二~四基を搭載するとされており、給油無しで1万5000キロの飛行が可能になる。モスクワとワシントン間の距離は7,816キロなり、ロシアの西端から飛行すれば往復できる距離になる。重量は130トンとされ、これは現行の爆撃機Tu-160の約半分になる。離陸距離もTu-160より短いとされており、離着陸できる空港が多いことを意味している。積載重量は30トンになる。

また、最新のアビオニクスを搭載する予定になり、偵察任務や電子戦にも対応する。

武装

武装はステルス性を考慮し、全て機内のウェポンベイに収納される。基本的には現在運用されているTu-160と同じ武装が搭載されるとされており、長距離巡航ミサイル(ALCM)のKh-55SM、Kh-102。さらにマッハ10(時速12,000㎞)を誇る超音速ミサイルKh-47M2 Kinzhalが搭載されることになる。この音速ミサイルが地上からではなく航空機から高高度で発射されれば迎撃はほぼ不可能とされている。射程は1000㎞と他の巡航ミサイルと比べれば射程は広くはないが、それでもヨーロッパをほぼ射程に収める。

Kh-47M2 Kinzhal

当初、2019年にはプロトタイプがロールアウトしてテスト飛行を予定していたが、開発は遅れ、2021~2022年での完成、テスト飛行を予定している。配備は2028~2029年頃を予定している。

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https://nationalinterest.org/blog/buzz/russias-pak-da-stealth-bomber-here-what-we-can-tell-you-84641

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