ロシア軍、今度は女性受刑者をウクライナに囚人兵として投入か

ロシア軍、今度は女性受刑者をウクライナに囚人兵として投入か
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男性受刑者を囚人兵としてウクライナの戦地に送り込んでいるロシア軍。しかし、男性囚人兵が減りつつあるのか、今度は女性受刑者が刑務所から保釈され、戦地に送り込まれていると報道されている。

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ニューヨークタイムズはロシアがウクライナでの戦闘に参加させるために、5月下旬に刑務所から女性受刑者を釈放していると報じた。これらは現在も刑務所にいる女性たちと連絡を取り合っている元受刑者2人の証言を元にしている。サンクトペテルブルク近郊の刑務所に軍の募集担当者が訪れ、数人の女性受刑者を集め、釈放したと元受刑者たちは語っている。この釈放が単発的な物か、試験的なプログラムなのか、あるいは女性囚人兵の大規模な募集の始まりなのかは不明だ。ロシアには3万人の女性受刑者がいる。実は女性受刑者の囚人兵募集は過去も行われており、昨年も軍の募集担当者が刑務所を訪れ、女性受刑者たちに狙撃兵、戦闘衛生兵、前線の無線通信士として1年間働く契約を提示。それと引き換えに彼女たちは恩赦を得られ、軍務に就いている間は国の最低賃金の約10倍に相当する月額約2,000ドル相当の給与が与えられる。これは男性と変わらない待遇だ。当時、刑務所にいた女性受刑者400人のうち10%にあたる約40人が囚人兵としてロシア国防省と契約を結んだとされる。また、ロシアが一方的に併合したウクライナ東部のルハンシク共和国では2022年から既に女性受刑者の囚人兵募集が行われ、50人がロシア軍に入隊したとも報じられていた。

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ロシア軍が求めているのは女性受刑者だけではない。2023年7月ごろから、ウクライナとの戦争のために女性を対象にした軍の募集キャンペーンを実施している。募集は医師、救急隊員、看護師、料理人といった専門職で後方支援が主な仕事、直接的に命にかかわるような戦地に赴くことはない兵種だったが、11月頃からはドローン操縦手や狙撃手といった戦闘員の募集も始めている。今回、女性受刑者に求められているのも狙撃兵、戦闘衛生兵、無線通信士といった命を危険にさらす前線に身を置く兵種だ。

ロシア軍は既に多くの女性兵士が戦地で活躍している。ロシア軍には44000人の女性が勤務しており、その内、5000人が将校クラスだ。その多くは後方任務に就いているが、2023年だけで1100人以上が、ウクライナで戦闘任務についていたされ、128人に勲章が授与されている。その内、24人が最前線での戦闘作戦における功績によって勲章が与えられている。

侵攻を受けるをウクライナ側も6万人以上の女性が軍に入隊しているが、女性には徴兵制は無く、ほとんどの女性はロシアによる侵攻後に志願兵と入隊している。

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