英陸軍と英海兵隊が新小銃にKACのKS-1を採用!英軍名はL403A1

英陸軍と英海兵隊はKS-1ことL403A1を新小銃として採用しました
Royal marine

イギリス陸軍とイギリス海兵隊の両部隊は新型小銃としてKnight’s Armament Company(ナイツアーマメント:KAC)社の”KS-1Knight’s Stoner 1)ライフル”の調達を決定しました。同小銃は「L403A1」という名で両部隊に配備されます。

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イギリス国防省は7日、代替個別武器 (AIW) システムというプログラムのもと、イギリス陸軍とイギリス海兵隊で使用する新型小銃としてアメリカのナイツアーマメント社が開発生産するKS-1の調達を発表しました。イギリス軍では”L403A1”と命名されます。最初の契約では1500万ポンドで計1,640挺が発注され、更に今後10年間で総額9,000万ポンドで1万挺を取得する追加のオプション契約も付いています。契約には照準機器、バトラーキャップ、サプレッサーなど付属パーツも含まれます。海兵隊ではSA80/L85ライフルの後継として。陸軍ではまず、レンジャー4個連隊からなる英国陸軍特殊作戦旅団(ASOB)に年内には配備されます。今後の評価次第では、陸軍でもSA80/L85の後継として採用される可能性があります。

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KS-1(L403A1)ライフル

KS-1(L403A1)ライフル
British Army

KS-1はナイツアーマメント社が開発する「SR( Stoner  Rifle)シリーズ」のSR-16ライフルの派生型で2023年に登場した最新モデルです。信頼と実績あるM4ライフルをベースにした小銃で口径はNATO標準の5.56×45mm。Magpul社製のPMAGマガジンを採用していますが、SA80/L85で使用しているSTANAGマガジンも使用できます。重量は3.12kgと3.82kgのSA80/L85よりもだいぶ軽くなっています。伸縮式のバットストックを採用、全長は818~869mm、バレル長は348mmです。コールドハンマー鍛造バレルを使用しているため、極端な温度にも耐えることができ、フリーフローティングハンドガードはバレル全長をカバー、バレルを損傷から保護します。

標準装備される556 QDC/MCQ-PRTサプレッサーは発砲音を12デシベル削減、高いステルス性を部隊に与えます。サプレッサーの長さは短く、取り回しや初速、精度といった銃本来が持つ性能への影響を極力抑えています。イギリス軍ではL900A1と呼ばれるVortex Optics社が開発した光学照準システムも標準装備になり、Razor®HD Gen IIIスコープは1~10倍の倍率を有し、中長距離戦で正確な射撃を提供。近距離戦用にスコープの上にはマイクロドットサイトが装着されており、状況に応じて使い分けができます。

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Source

https://www.royalnavy.mod.uk/news-and-latest-activity/news/2023/september/07/230907-royal-marines-new-rifle

https://www.army.mod.uk/news-and-events/news/2023/09/NewAdvancedRifle/?utm_source=BritishArmy_Twitter&utm_medium=Social&utm_Subject=HunterRifle&utm_campaign=Innovation

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