米沿岸警備隊がサービスピストルとしてGlock19 MOSを選択

米沿岸警備隊がサービスピストルとしてGlock19 MOSを選択

アメリカの沿岸警備隊が職員へのサービスピストル(支給銃)としてグロック19 MOSを選択した。既に一部現場の職員には支給されている。米沿岸警備隊はこれまでSIG P229DAKを使ってきたが、グロックに置き換えられることになる。

米沿岸警備隊は米陸軍、海軍、空軍、海兵隊、宇宙軍と並ぶ六軍の一つで軍扱いだが、任務内容は日本の海上保安庁と同じで領海の巡視・監視や海上警察活動や海難救助に従事している。管轄は川や湖にも及ぶ。麻薬カルテルによる海上からの麻薬の密輸の阻止など危険な任務も多く、小銃を携行するなど武装は実際の軍並みだ。戦時では海軍傘下に入ることもあり、実際、ベトナム戦争や湾岸戦争に参加しており、その兵力は海軍兵力で換算すると世界12位の規模になるとされる。

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Glock19 MOS

Glock19 MOSはGlock17のコンパクトモデルで携行性に優れている。小型ながらマガジンの装填数は15発と17初のGlock17と遜色ない。MOSは”Modular Optic System ”の略で、光学機器が搭載できるモデルだ。リアサイトダブテールのすぐ前のスライドの上部のカバーが取り外すことができ、そこにマイクロプロサイトが装着できるなど、通常のGlock19と比べ、サイティングに優れている。

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米沿岸警備隊がサービスピストルとしてGlock19 MOSを選択
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