M16やM4のMや数字の意味は?銃の名前を解説

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M16やM4のMや数字の意味は?銃の名前を解説

皆さん、エアガンやゲームで何気に使っている銃の名称の意味を理解していますか?多くの人が特に気にせず使っていると思いますが、意味を知ると銃の見方も変わってきます。今回はM16、M4と米軍の銃の名前の意味について説明したいと思います。

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Mの意味

アメリカ軍の主力小銃であるM4、M16の名称について説明しようと思います。まず、Mですが多くの人は”Model(モデル)”のMと解釈しています。他にはや”Military(ミリタリー)”のMという説もあったりします。これらの命名規則は米国陸軍命名システムMIL-STD-1464Aで定められているのだが、実はMの意味を言及していません。つまり、Mの意味は不明で単純な命名規則です。開発中の場合はXMと呼ばれます。このMは銃器だけではなく、M4シャーマン、M1エイブラムスと銃器以外にも持ちいられています。
「意味ないんかい!」と思った人も多いと思いますが数字にはしっかり意味があります。

数字の意味

次に数字ついて。20世紀前後のアメリカ軍の銃というとスプリングフィールドM1873、スプリングフィールドM1903に代表されますが、当時の数字は採用された年代が付けられていました。つまり、M1873は1873年でM1903は1903年という事になります、これは自衛隊の89式小銃(1989年)と同じ命名の仕方になります。この命名の仕方は1930年中ごろまで続きます。しかし、1936年にガーランドが主力小銃として採用されると命名方法が変わり、米軍はM1ガーランドと名付けました。M1ガーランドが1番目のモデルとしていきなりリセットされます。ここから新しいモデルが出るたびに番号が積算されていくことになるのです。つまりM16はM1ガラーンドから数えて16番目のライフルということになります。

M16はAR15の次ではない

M16はアーマライト(Armalite)社のAR15がベースになっており、そこからの連番と勘違いされるのですが、それは違います。M16が採用される前はスプリングフィールドM14が使用されていました。この時、M14の重バレル型のM15が開発されていたのですが、結局これは採用されずにAR15には、その次のM16が命名されることになります。ちなみにAR15のARは「Armalite Rifle」の略になります。

M16A1のAは?

M16にはM16A1やM16A4といった改良版いくつか出ています。この”A”は”Advanced(進化)”のAになり、細部の改良や変更を意味しています。

ん?ではM4は?番号が戻ってない?

M16やM4のMや数字の意味は?銃の名前を解説

そこで疑問になってくるのがM4です。M4はM16のカービンモデルでM16の後に開発されています。ならば数字はM16以降じゃないのかと思うかと思いますが、M4はカービンライフルになり、M16とは別にカウントされているのです。大戦期にM1ガーランドと同じタイミングでM1カービンという銃が出ており、今のM4カービンは4番目のカービン銃という事を意味しています。

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Mk.46 Mod.0のMK、Modの意味は?

昨年末に東京マルイからも次世代電動ガンとして登場して話題になった軽機関銃の「Mk.46 Mod.0」これもまた、アルファベットが多く意味が分からないと思うので解説したいと思います。

MKの意味は?

MKは”mark(マーク)”の略になります。意味としては””です。つまり型番46となります。このMKは海軍用語になり、海軍でしか使いません。Mk46はM249機関銃をネイビーシールズといった海軍特殊部隊向けに改良したモデルになります。

Modの意味は?

Modも海軍用語になり、”Modification (モディフィケーション)”の略になり、”改良・変更”と意味になります。前述した”A”と同じ意味を持ちます。

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勉強になりました?次回はまた違う銃の名称について解説したいと思います。

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