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イラン・イスラム共和国陸軍地上部隊(NEZAJA)はネットワーク化された小型の地上用無人車両のHeidar-1プロジェクト「ネットワークに接続された対歩兵・対装甲戦闘車スマートUGV(無人地上車両)」のプロトタイプを明らかにし、テヘランで開かれた陸軍武器博覧会で展示されました。
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ライフルタイプと自爆タイプの攻撃ロボット
NEZAJAがTwitterに投稿した画像とビデオによると、6輪の箱型車両ロボットには2つのバージョンがある。1つは上部にアサルトライフルを搭載した対歩兵用になり、リモートコントロールで車両を操作して上部に搭載されたライフルを発砲する。多弾マガジンを搭載すれば攻撃力、作戦能力も上がるだろう。照準用の望遠鏡光学センサーも搭載されているようなので、上下の照準調整と思われる。
もう1つは対戦車用。低い車高を活かして、戦車・装甲戦闘車の車下に忍び込んでリモートで自爆する。Twitterの投稿で公開されたビデオでは、UGVが銃を発射し、戦車のようなターゲットに向かって走り爆発する様子が映っている。それぞれのUGVには堅牢なアンテナと小型カメラのペアが搭載されている。
Project Heidar-1
— Iran Military (@Iran_Military) October 4, 2019
Network-connected anti-infantry and armor smart UGVs pic.twitter.com/EvFfxh3Ehg
中東では ミサイルよりも安価に誘導攻撃できるとして無人車両やドローンを使った攻撃は今や常套手段になっている。ISISといったテロリストも市販の製品や部品から独自にこのような兵器を開発している。
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