アジア・オセアニア主要国の軍の主力装備ライフルのまとめ

前回、ヨーロッパ各国の軍の主力装備ライフルをまとめましたが、今回はアジア(東)・オセアニア地域各国の軍の主力装備をまとめてみました。

※日本以降は五十音順

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アジア

日本(自衛隊)‐89式5.56mm小銃

89式5.56mm小銃

みなさんご存知、陸上自衛隊の主力小銃である89式5.56㎜小銃。1990年代から採用され、通称ハチキューと呼ばれている。開発は豊和工業。自衛隊の他にも海上保安庁、警察特殊部隊SATにも採用されている。2019年に20式小銃の採用が決定し、今後は徐々に20式に切り替えられる予定。

東京マルイ「89式5.56mm小銃〈固定銃床型〉 」の詳細情報です。…

インド軍‐INSAS

世界2位の人口を誇る国は軍事力も強力で米ロ中に次ぐ世界4位の軍事力を誇る。インド軍が採用するのがAK-47をベースに開発した国産のINSAS。インドの兵器廠委員会に所属するティルチラーパッリ兵器廠により製造されている。2020年にはAK74をベースにしたAK203の国内生産と、SIG716の採用が決まっており、主力小銃はこの3つになる。

インドネシア軍‐Pindad SS2

世界4位の人口を誇り、世界最大のムスリム国家。東南アジアでは最大の軍事力を誇る。インドネシア軍が採用するのはベルギーのFN FNCのライセンス版である国産のPindad SS2。インドネシアの国営企業ピンダット社によって製造されている。

カンボジア軍‐56式自動歩槍(TYPE56)

東南アジアに位置し、世界遺産のアンコールワットが有名。中国がAK-47のコピーとして1956年に開発した56式自動歩槍を採用している。中国北方工業公司が製造し、1000~1500万挺が製造されたといわれている。

朝鮮人民共和国軍(朝鮮人民軍)‐88式自動歩槍 (TYPE88)

何気に世界でも18位の軍事力を誇り、兵員の数に限っていえば600万人と世界一になる。当時ソ連より技術提供うけ、AK-74を国産化した88式自動歩槍を採用している。

シンガポール軍‐SAR21

国土が小さい経済国家だが、マラッカ海峡を有する地政学的な立場から軍隊を有し、経済力をもとに近代的な装備を揃えている。採用するのは国産のブルパップ式のSAR21。シンガポール・テクノロジーズ・エンジニアリングが製造している。

スリランカ軍‐M16

インドの真下にある島国。2009年まで内戦が続いていた。装備の多くをソ連、中国製が占めているが、主力小銃の1つにアメリカのユージン・ストーナー社が製造するM16を採用している。

タイ軍‐TAR21(タボール21)

最高指揮官はタイ国王で、徴兵制を敷いているが、採用の有無、配属がくじ引きとなっているの特徴のタイ王国軍。主力小銃の1つとしてイスラエルのIMI社のTAR21を採用している。

大韓民国(韓国軍)‐K2

実は今でも北朝鮮とは戦争状態にあるため、すべての成人男子全員に兵役義務がある。採用するのはM16A1をベースに開発された国産のK2。 大宇プレジション・インタストリーズが製造している。

台湾軍‐91式歩槍(TYPE91)

中華民国国軍が採用するのはM4A1を意識したといわれている国産の91式歩槍。アメリカではWolf Performance Ammunition社がWolf A1という名で販売している。

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