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イラクにおいてISイスラム国と最前線で戦うエリート特殊部隊ゴールデン ディビジョン(Golden Division)。イラクの地をISILから取り戻し、脅威を排除するために戦う彼らの特徴は恐ろしい、頭蓋骨のマスクであり、正にその姿は死神を思わせる。
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グリーンベレーの訓練を受け、名声を得た特殊部隊
彼らのその恐ろしい姿と活躍から現地では広く知られている存在だ。イラク戦争で敗れたイラク軍は解体され、2003年にゼロから新しい部隊としてイラク作戦特殊部隊が発足する。部隊の訓練は米陸軍特殊部隊グリーンベレーとヨルダン特殊部隊が行った。大隊規模で発足した部隊はその後の対テロ戦争で米軍を支援。その後、旅団規模まで大きくなる。ISISとの戦いで主導的な立場となる。
彼らは米陸軍の特殊部隊連隊第75レンジャー連隊と同じ訓練を受けており、実力は折り紙付き。その強さと異様なマスクから「死の分隊」「地獄をもたらす部隊」として恐れられた。ISILの拠点モスルを奪還する戦いでは6つの地区を制圧するんど、勝利に多大なる貢献をした。
彼らの指揮官はメンバー1人の価値はISIL戦闘員の1000人分に相当すると言っている。
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なぜ、このようなマスク、仮面をする？
スカルのマスクをする理由は定かではないが、二つの理由が考えられる。一つは恐怖心を植え付けるためだ。死と恐怖を連想させる仮面をつけることで相手に恐怖心や威圧感を抱かせる。そして、もう一つは顔を完全に隠すため。政府側の人間はテロリストに狙われやすく、ましてや仲間を殺したとして復讐される可能性が高く、絶対に顔や身元ばばれてはいけない。完全に顔を隠し、スカルを印象付けることが特定を防ぐ狙いがあると考えられる。
しかし、それとは裏腹にその恐ろしい容姿から現地では人気を得ており、Facebookには200万人のフォロワーがいる。
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