戦争にもルールがある!やってはいけない7つの禁止事項

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チャップリンの映画「殺人狂時代」の中で「一人殺せば悪人で、百万人殺せば英雄」というセリフがある。戦争では敵を多く殺せば英雄と呼ばれ讃えられ、人を殺してもそれは殺人では無くなる。中世頃までは敗れた国の民は奴隷として扱われ、兵士の褒美の対価として敵地での略奪が承認され非戦闘員への虐殺が頻繁に行われた。第二次世界大戦では都市部への無差別爆撃が行われ何十万人という民間人が死に家を追われた。日本には原爆が投下され数万の民間人が一瞬にして亡くなった。実は第二次世界大戦まで国際的に明文化された人道的な戦争ルールがなく、つい70年程前までこのような殺戮が普通に行われていた。

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戦争のルールを定めたジュネーブ条約

戦争のルールは19世紀に成立したジュネーブ条約にて初めて定められた。武力紛争中にやっていいことダメなことを定め、武器や戦術に制限を設けることで、非戦闘員である民間人を保護し、虐殺や不要な殺害を抑制することを目的としている。

戦争のルールは紀元前や宗教戦争頃までさかのぼることができるが、国際ルールとして国際人道法に明文化するプロセスを開始したのは、赤十字の創設者アンリ・デュナンになる。日本は幕末、アメリカでは南北戦争中の1864年に戦地で負傷した兵士の看護を軍隊に義務づける最初のジュネーブ条約を成立される。その時に批准したのは僅か欧州12カ国になる。それから85年間、二度の世界大戦を経る中で各国の外交官たちは、戦場にいる戦闘員だけでなく、捕虜の扱いに対処するための追加的な修正や条約について議論し、採択してきた。第二次世界大戦後の1949年にジュネーブに再び集まり、これまでの条約を再確認・更新し、一般市民を保護するための条項を拡大した条約を採択した。現在のジュネーブ条約と呼ばれるのは1949年に採択されてものになり、戦争の最も重要なルールを定めている。2019年時点で196の国と地域が批准している。

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