戦場で空になったマガジン(弾倉)はどうしてる?捨てる?

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戦場で空になったマガジン(弾倉)はどうしてる?捨てる?

戦争映画を見ているとマガジンを交換する際、空になったマガジンを捨てて、マガジンチェンジをしているように見える。実際、戦場で空になったマガジンは捨てられてしまうのだろうか?

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マガジンは基本捨てない

戦場で空になったマガジン(弾倉)はどうしてる?捨てる?

軍隊では戦場には装備や備品を残さないことを基本行動として教えられている。理由は痕跡を残さないこと、そして、残したものが敵に再利用されないようにするためになる。

補給が少ないマガジンがある

米軍であれば主力アサルトライフルであるM4・M16を始めとして通常弾である5.56x45mm NATO弾を使用するHK416、SCAR-Lはマガジンが共通化されているので、マガジンの在庫は豊富にあり、大抵の拠点で補給が可能になっている。しかし、M14やSCAR-Hといったマークスマンライフル、分隊支援火器、スナイパーライフルなどのマガジンはそれ専用だったりするので、補給が行き届いていない拠点もあり、マガジンを放棄すると入手が難しくなる可能性がある。弾はあるのにマガジンが無いということが発生しうるため、この手の銃を扱う射手は特にマガジンを放棄することは少ない。

マガジンが空になることは滅多にない

マガジンはノーマル?多弾?ノーマルにはマガジンチェンジの浪漫がある

そもそも戦闘においてマガジンが空になることはほとんどないそうだ。戦場ではマガジンが空になる前に、交換することが基本動作になる。映画やドラマでも弾丸が尽きて銃を空撃ちをする兵士を見ることは滅多にないと思う。優秀な兵士は全弾を撃ち尽くす前に機を見てマガジンを交換する。戦闘が止んだ後も、次の戦闘に備えマガジンに何発残っているか関係なく、フル装填の新しいマガジンにチェンジする。このような全弾撃ち尽くす前にマガジンを交換することをタクティカルリロードいう。

では、中途半端になったマガジンはどうするかというと、補給する時間があればマガジンを弾薬で改めて一杯にする。または中途半端なマガジン同士で弾丸を移し換えて一方を満杯にする。

空になったマガジンはどこにしまう

マガジンが入っていたマガジンポーチに戻すか、ダンプポーチという空のマガジン入れるためのポーチに収納する。

マガジンを放棄していい時

マガジンを放棄していい時は激しい銃撃戦や緊急時の時になる。激しい銃撃戦をしている最中にマガジンをしまう余裕はない。マガジンをドロップしたまま前進、もしくは撤退する。

マガジンは修理する方が高くつく

ここまでマガジンは基本、回収すると説明したが、マガジンは「消耗品」扱いになる。もし、マガジンが破損したり、不具合があった場合は修理せずに廃棄する。なぜなら、マガジンは新しい物を購入するより修理する方が高くつくからだ。マガジンは破損・故障したら廃棄になる。

サバゲーにおいてはマガジンが空になっても放棄する人はないかと思うが、マガジンは買うとそれになりに高くつくので大切に使いましょう。

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