ゾンビ世界というのはいきなり襲ってきます。インフルエンザが変異したり、新しい病原菌が見つかったり、もしくは某映画のような人為的な原因など、いつなんどきパンデミックが起きて、ゾンビが現れるか分かりません。そのような時に慌てず、対処できるように平時の今のうちから対処法を考えておくのが大事です。まず、一番大事なのがゾンビから身を護る武器です。今回はゾンビに有効な武器を検討してみました。
武器の選定基準
ここは日本です。ウォーキングデッドやバイオハザードの世界のような重火器は存在しません。基本的には日本で入手可能な武器を選んでいます。また、ゾンビを倒すには頭部の破壊が必要です。頭部を破壊しうる攻撃力を持ち合わせていることも基準です。 選んだ武器は実用性と入手難易度を5段階で評価しました。実用性はゾンビへの攻撃以外にもアポカリプスの世界で道具としての実用性も加味しています。入手難易度は星の数が多いほど難しくなります。
打撃・打突系武器
バット
実用性 :
入手難易度:
人がスイングできる構造、重さでつくられているので、誰でも容易に使用でき、ゾンビの頭を陥没させることが可能だ。有効的な打撃を与えるには力が必要になる。 長さも80㎝前後あり、ある程度、距離を保ってゾンビに対することができる。木製バットは折れる可能性があるため、金属バットをお勧めする。スポーツ用品店、学校等で取得可能。
木刀
実用性 :
入手難易度:
バット同様、誰でも使いこなすことができる。バットは振り下ろすだけだが、木刀であれば、突きも有効な打撃になる。木刀いえども、木製バットよりは丈夫だ。 有効的な打撃を与えるにはある程度、力が必要になる 。昔は観光地でよく売られていたが、最近では少なくなった。剣道用具店で入手可能。
バール
実用性 :
入手難易度:
金属製になり、丈夫だが、バットなどと比べると若干短い。先が尖っており、女性でも頭部に突き刺すなど有効な打撃を与えることができる。バールの利点は武器としての使用以外も、道具としての利便性も秘めており、閉ざされた扉をこじ開けたりする用途にも使用できる。 ホームセンター、カー用品店で入手可能。
ピッケル
実用性 :
入手難易度:
冬季登山に必須の道具。つるはしのような構造になっており、下も先が尖っているので両端とも武器としてのゾンビの頭部に突き刺すことができる。長さも80cmほどあるので距離も保てる。登山用の道具ということもあり、丈夫で武器以外でも活用できる。登山用品店で入手可能。
刃物系武器
サバイバルナイフ
実用性 :
入手難易度:
丈夫で鋭利な刃物は一発でゾンビを仕留めることが可能になるが、刃が短いのでゾンビとの接触も覚悟しなければならず、攻撃時には非常に危険が伴う。手練れた人向けの武器だ。アウトドア用品店などで入手可能。
包丁
実用性 :
入手難易度:
各家庭に必ずあるものになり、一番入手が容易。しかし、刃は短く、携帯しずらい、丈夫では無いので刃こぼれしやすい。また、サバイバルナイフ同様に接近戦となるため、危険が伴う。包丁の用途しては長い棒の先に括り付け、槍として使用することをお勧めする。数だけは十分にあるので、どこでも入手が可能だ。
手斧
実用性 :
入手難易度:
短く接近戦になるが取り回しが良く、斬撃での攻撃は強力。その他、障害物の破壊や木の伐採など様々なシーンで利用が可能。ホームセンターで入手可能。
鉈(なた)
実用性 :
入手難易度:
枝打ちや木を削る、雑草を切り払うための道具だが、柄、刃ともにサバイバルナイフと比べと長く、斬撃も有効だ。全長は400㎜前後になるので接近戦にはなる、取り回しがいいので、狭い空間でも扱うことができる。ホームセンターで入手可能。
シャベル
実用性 :
入手難易度:
先のブレードで突き刺したり、斬撃も有効である。長さもあるので距離をもってゾンビに対することもできる。しかし、取り回しが悪いので、狭い場所での取り扱いは難しく、機動性も失うことになる。ただ、ゾンビ世界では仲間を弔うために墓穴を掘るなど、悲しい場面での利用が増えるだろう。ホームセンターはじめ様々な場所で入手可能。
日本刀
実用性 :
入手難易度:
斬撃にてゾンビの頭ごと、切り捨てることも可能で、攻撃面においては断トツだ。しかし、血がついた状態で一晩でも放置すると錆びてしまう。刃こぼれもあるので砥石などでの手入れが欠かせない。模造刀は切れないが打撃・突きは有効な武器となる。刀剣店など限られた専門店にしか置いていなく数も少ない。
遠距離武器
弓矢
実用性 :
入手難易度:
素人には弓を引くことも難しく、経験者でも頭に当てることはかなり難しい。ただ、音もなく、遠距離攻撃ができる点は利点。矢も回収すれば再利用が可能だし、自身で作ることもできるだろう。 アポカリプスの世界では狩猟などの食料調達にも有効だ。弓具店や弓道場にて入手可能。
ボウガン
実用性 :
入手難易度:
弓矢と比べると素人でも扱うことが可能。弓と同様に音もなく遠距離攻撃ができ、矢も回収することで再利用が可能だ。ただ、弓と比べ、自作はできない。ボウガンは限られた専門店にしかないので、入手は難しい。
拳銃
実用性 :
入手難易度:
拳銃というと最強の武器のように思えるが、素人が一発でそうそう頭に当てることは難しい。警官が持っているリボルバー拳銃SAKURA M360Jの装弾数は5発になり、警官は予備弾丸も持っていないので、入手しても攻撃機会が非常に少ない。また、発砲音により、ゾンビを誘き寄せる可能性もある。 ゾンビ化した警官からか、警察署内で入手することになる。
散弾銃
実用性 :
入手難易度:
猟銃として、地方では少数が流通している。散弾であるため、多少、芯を外しても有効になり、身体に当てればゾンビの動きを止めることも可能だ。しかし、拳銃同様、素人が使用するのは難しく、発砲音により、ゾンビを誘き寄せてしまう。猟銃店で入手可能。
89式5.56mm小銃
実用性 :
入手難易度:
陸上自衛隊の主力装備で、日本で一番展開されているアサルトライフル。装弾数は30発になり、多少外しても大丈夫だ。圧倒的な火力による多数のゾンビに対処することもできる。全国の陸上自衛隊基地に配備されているが、自衛隊基地が生きていれば自衛隊員に守ってもらおう。とりあえず、ゾンビ世界になったら、自衛隊基地に逃げ込むのお勧めだ。
いかがでしたでしょうか?万が一ゾンビ世界になった、身近に上記の武器があるか探してみてください。