40ドルで砲弾にメッセージ、1000ドルでロシア軍の残骸から作られたキーホルダーがもらえます

40ドルで砲弾にメッセージ、1000ドルでロシア軍の残骸から作られたキーホルダーがもらえます
Combat Footage telegram

ウクライナでは軍資金を調達するために新たなキャンペーンを開始しました。40ドルの寄付でロシア軍に撃ち込む砲弾にメッセージを、1000ドル以上の寄付でロシア軍の航空機、ヘリコプターの残骸で製作されたアクセサリーがもらえます。

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ロシアによるウクライナ侵攻は今月で早4カ月を迎え、今後も更なる長期化が予想されています。そこで、必要になってくるの戦費です。戦争には莫大な費用が掛かります。しかし、ウクライナは大国ロシアに対抗できるほどの経済力を持ち合わせていなく、しかも、国内は戦場となり、経済活動が停滞、様々な産業が中断、または減産を余儀なくされています。ウクライナの主要産業である農業においては、ロシアによって黒海が封鎖されているため小麦の輸出ができません。世界経済フォーラムによれば、2022年のウクライナの経済はロシアの侵略の影響を受け、45%縮小すると述べています。今は海外からの支援でなんとか戦えていますが、この先も同じような支援が受けられるかは不透明で、あの手この手で戦費を調達しようとしています。その手法の一つとしてウクライナのあるボランティアが思いついたのが「砲弾にメッセージ」、「ロシア軍の残骸で製作されたアクセサリー」です。

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1発40ドルで砲弾にメッセージ

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砲弾に敵に向けたメッセージを書いて撃ち込むというのは第一次世界大戦から行われている一つの慣習です。しかし、これを兵士以外、もしくは戦争当事国以外の人がメッセージを書くというのは初めてではないでしょうか?もちろん、お金が払った人が直接書くのではなく、現場の兵士が代筆することになりと思います。

メッセージの例として挙げられていたのが下記になります。

・誰かへの誕生日メッセージ
・死のメッセージ(ロシア兵に対して)
・結婚のプロポーズ
・名前/SNSアカウント名

対象となるのは152mm砲弾になり、1発40ドルです。2発頼むと70ドルと10ドルお得です。この他にも400ドルでBuk(ブーク)対空ミサイルに書けるプランもあります。

さらに1000ドル以上を寄付することで撃墜されたロシア軍の航空機やヘリコプターの残骸で作成されたアクセサリーをもらえるというプランもあります。2日かで1万ドル以上集まった例もあるとされ、今後、この手の手法は増えてくるのでしょうか。

※これらはウクライナ政府、ウクライナ国防省の公式活動ではありません。ウクライナ国内のボランティアが行っているものになります。ウクライナへの寄付はこちら

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