アメリカのセキュリティ企業NovoQuadがAndroidスマートフォンを搭載したポータブル対ドローン銃「ND-BD003」を発表した。
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スペック
上部にスマートフォンを搭載する見た目は、スマホアプリと連携して遊べる玩具銃のように見えるが、ND-BD003はドローンジャマーと呼ばれる対ドローン兵器になり、他のドローンジャマー同様に銃口からはドローンの制御を妨害するジャミング電波を照射して、ドローンの脅威を無効化する兵器だ。
ND-BD003はハンドヘルドと言われる片手でも制御可能なコンパクトが売りで、重量は小銃とほぼ同等の3.5kg。持ち運びが容易で、脅威を発見した際、素早く構え、標的を追跡できる。これだけコンパクトにしながら6時間連続使用可能なバッテリー、最大３km先のドローンを検出する検出機能を内蔵。ドローンの発見に外部検出機や人間の視覚を頼る必要がなく、スタンドアローンで使用できる。柔軟な操作、対応時間の短縮、およびさまざまなシナリオに対応でき、対応する電波干渉帯域も広い。0.4-2 GHz、1.52-1.62 GHz、2.4-2.48 GHz、5.725-5.850 GHz と幅広くカバー、侵入するドローンの通信とナビゲーション (GPS) 信号の両方を妨害、干渉範囲は１kmになる。
専用アプリをインストールしたAndroidスマートフォンと連携することで、アプリ上からシステム パラメータの設定、使用記録、使用時の様子をビデオ撮影する。
ND-BD003は大規模な集会イベント、空港、政府・軍事施設などの低高度保護装備に適してると開発元は述べている。
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