バレットMRAD(Mk22)は米陸軍の標準狙撃銃になります

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アメリカ陸軍はバレット社と5年間で総額4990万ドルの契約を結び、同社が開発するマルチキャリーバー狙撃銃MRAD(ムラッド)2,800挺を調達します。MRADは米国特殊作戦司令部(US SOCOM)が採用し、米軍特殊部隊の標準スナイパーライフルです。米陸軍の今回のバレット社との契約は米陸軍の標準狙撃銃もMRADことMk22になることを意味します。

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陸軍は現在、50口径のバレットM82(陸軍名M107)を使用しています。そのM107を製造するバレット社から新たにロングレンジスナイパーライフルMRAD(米陸軍内での正式番号はMk22です)2,800挺を購入します。MK 22の購入は、陸軍の精密狙撃ライフル (PSR) プログラムの一環であり、今回の購入にはMk22用のLeupold & Stevens Mark 5 HDスコープ等、狙撃アクセサリーキットも含まれています。

Leupold & Stevens Mark 5 HD(Photo Leupold & Stevens)

M107が12.7mmの一口径だけなのに対し、Mk22は、3つ口径に換装できるモジュラーシステムを備えたボルトアクション式マルチキャリバーライフルです。その3つは軽機関銃やマークスマンライフルに使われる7.62×5mmNATO弾、そして長距離射撃用の.300ノルマ・マグナム弾、そして超長距離用の.338ラプア・マグナム弾(8.58×71㎜)の3つです。変換キットを使用することで2分足らずでバレルを変更することができます。

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これまで、狙撃銃の口径は銃に付き一つしかありませんでした。狙撃手はこれまでミッションに応じてライフルを選択、または適合しないライフルを現場で使用してきましたが、Mk22により陸軍狙撃兵は使い慣れた一つのライフルで、任務の内容、環境に応じてバレルの交換を行い口径を選ぶことができます。

最も口径の大きい.338ラプアマグナム弾でもM107の.50BMG弾より威力は劣りますが、1500mの射程、気候条件によっては最大3000mの狙撃を成功させるなど十分な能力を有します。.50BMG弾より軽量で狙撃兵の機動力、弾薬の携行数を上げます。

MRADは米海兵隊がMk 13 Mod7に代わる狙撃銃として採用するなど、米軍全体の標準狙撃銃になりつつあります。

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Source
https://www.army.mil/article/244821/new_army_sniper_weapon_system_contract_awarded_to_barrett_firearms

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