NATO軍の公式Twitterがイギリス陸軍のAH-64アパッチ攻撃ヘリコプターに搭乗するパイロットのサバイバルキットを紹介した。
軍用航空機やヘルコプターのパイロットは敵地で撃墜、または不時着して脱出した際に救助を待つ、また敵地から脱出するために武器やツールをまとめたサバイバルキットを携行している。特にヘリコプターは航空機より低空を飛行するのと、航空機のような緊急脱出装置がないため、仮に撃墜された場合、敵の近くに降り立つことが多いため、航空機のパイロットと比べ装備のようだ。
🚁 What are the essentials of an #Apache pilot’s kit?
— NATO (@NATO) December 26, 2020
We asked 🇬🇧 @BritishArmy pilot Jonny earlier this year.#WeAreNATO pic.twitter.com/yvs1lCMbVD
武器に関しては一般歩兵に近い武器を所有している。英陸軍の標準小銃と同じSA80をパイロット携行用に全長を短くした航空機乗組用サバイバルライフル、そしてサイドアームとしてグロック19と2つの銃器を所持。更に防弾ベストと銃撃戦に備えた装備を用意している。国際法では墜落した機体から脱出したパイロットは武器(機体)を失ったということで非戦闘員という扱いになり、攻撃してはいけない決まりになっているが、現在のテロとの戦いでは正規軍ではない民兵やテロリストと戦っているが彼らは国際法を順守せず、掴まれればほぼ間違いなく死が待っている。しかし、敵地で墜落しても応戦し、少しでも時間を稼ぐことができれば味方の救援を待つことができる。
そして、武器以外に携行しているのが発煙筒、フレア、ヘリオグラフ、ストロボライト、無線機といった目印や通信機器。発煙筒は煙で位置を伝え、フレアは夜間時の位置を伝える。ヘリオグラフは太陽光の反射を利用して最大60km先まで合図を送れ。ストロボは赤外線でしか見れないため、敵に気づかれずに位置を伝えるなど、どのような状況下でも味方に合図を送れる装備を携行している。
その他、食料や水、寝袋、救急キット、レインコートなど生存に必要な装備が入っており、その重量は約30kgと歩兵の装備と然程変わらない重量のサバイバルキットを携行している。
出典:us air forceGAU-5/Aはアメリカ空軍のサバイバルキットに収納されている銃で、パイロットが自衛の為に持つM4スタイルのカービン銃だ。撃墜された時に使う銃戦闘機が撃墜された際、パイロットは墜落前に[…]
[adcode]pinterest.jp戦闘機は撃墜されるとパイロットは墜落前に「射出座席」と呼ばれる緊急脱出システムで座席ごと機外に脱出する。その後、パラシュートが開いてゆっくりと降下していく。パイロットは助かったと思う[…]