CIAが使う尋問(拷問)方法

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2001年の米同時多発テロ以降、ブッシュ政権と司法省は「テロとの戦い」で拘束された容疑者に対し、CIAがこれまで認めていたよりも、はるかに残虐な手法での尋問(拷問)を行っていたことが2014年に米上院で公開された報告書で明らかになった。CIAの非人道的な行いは多くの批判を浴び、現在は行われていないとされている。しかし、ドナルド・トランプ大統領は拷問は対テロ組織に対しては有効だと発言しており復活させたいと考えている。一体どのような拷問が行われていたのか。

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CIAの拷問方法

暴力

襟元を両手でつかみ、自らに引き寄せる「アテンション・グラスプ」や腹部へのボディブローに壁への押し付け、平手打ちをおこなっていた。平手打ち昔から屈辱的な方法として使われている。他にも怒鳴りつけや衣服を破くなどを行っている。これらは打撲や裂傷を伴うなど強烈な暴力だった。

ウォーターボーディング(水責め)

映画やドラマで見た光景だと思う。映画などを見る限りは世界中で使われている方法のようにも思えるが歴史は古く中世ヨーロッパから使われている方法になる。タオルを顔にあて仰向けにし、水をかける。すると水が鼻と口を防ぎ呼吸が難しくなる。一生懸命呼吸をしようとすると更に水をかけて呼吸が困難になり、窒息とパニックを起こし、溺死寸前まで追い込まれる。これは物議を醸す方法であるが米軍やCIAは水責めを拷問ではないと否定しているが明らかな拷問になる。

大音量の音楽

同じ音楽をひたすら大音量で利かせる方法になる。関節的な方法になり、暴力や水責めに比べるとだいぶ優しい方法に思えてしまうがそうでもない。音量は80デシベルになる。これは直近で聞く救急車のサイレンやパチンコ店内の騒音と同じレベルの音量だ。その音量で同じ曲をひたすら何時間も聞かされるのだ。もちろん睡眠はできない。狂気を作り出すことを目的しており、曲はヘビメタやヒップホップが多い。Queenの「We Are the Champions」なども流れたことがある。他にも赤ちゃんの泣き声や犬の叫び声などもある。

睡眠不足

大音量の音楽にも通じる事があるが、睡眠不足に陥らせることで考える力や判断能力を低下させ、睡眠不足による不快感、脱力感から尋問の抵抗力が無くなりより協力的になるとさせる。睡眠不足の方法は前述の大音量の音楽に強烈な光を浴びせる、空腹、冷水、部屋を移動させたり、生活パターンを乱すことで時間の概念を無くさせる。7日間から最大3カ月行う事もある。

脅迫

家族や友人、恋人など大切な人が危険になるなど、脅しをかけて協力させる。実際に家族を拘束したり、ライブでその様子を見せ、手中にあることを証明する。また、仲間を別室に連れて、処刑したり、その様子を映像で見せたりする。実際は処刑しておらず、協力しないとお前もこうなるぞと脅しをかける。拘束者本人にも死を臭わせる心理的脅迫や銃を頭に突き付けるなど行っていた。

薬も広く使われる方法になる。薬を投与されると妄想、攻撃性、幻覚、運動失調、痙攣、自殺念慮などの重度の神経心理学的影響が出て、尋問の抵抗力がなくなる。このような薬は過度に使用すると脳の損傷、長期の発作、特に記憶障害を引き起こすことがあるとされ、25%の被験者がこのような症状を訴えた。

低体温症

10度以下の室温に保たれた部屋で裸で立たされ、更にその上から冷水をかけられる。体から熱は奪われ低体温症になる。体温が30度以下に下がると人は錯乱、幻覚を起こす。

ストレスポジション

1つまたは2つの筋肉だけに大きな重量がかかるような姿勢で拘束者を配置する。そのような姿勢で長時間拘束させると、脚に強い圧力がかかり、最初に痛みが生じ、次に筋肉の機能不全に至る。拘束者は痛みに耐えられなくなり、自白する。

拷問は禁止!拷問等禁止条約

拷問は世界的に禁止されており、国連が採択する拷問等禁止条約がある。拷問を情報収集等のために身体的、精神的な重い苦痛を故意に与える行為と定義し、各締約国が「拷問」を刑法上の犯罪とすること、そのような犯罪を引き渡し犯罪とすること、残虐な、非人道的な又は品位を傷つける取り扱い等が公務員等により行われることを防止することなどについて定めている。1984年に国連総会において採択され、1987年に発効し、日本は1999年に加入している。アメリカも加入しているが、上記の通り守っていない。

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https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/gomon/index.html

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