『Call of Duty:Modern Warfare（ コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア ）』には様々な武器が登場している。ゲームに勝つためにプレーヤーは最強の武器を揃えようとするだろう。しかし、銃の名前を見ると見覚えのない銃が多い。昨今、ゲーム業界では銃の権利関係がシビアになっており、リスクを避けて実名をあまり使わないという事情があり、架空の名前を付けることが多い。今回は海外のプロゲーマーが選んだ各カテゴリーの最強銃について、実銃をふまえて解説してみようと思う。
アサルトライフル‐M4A1
M4A1がアサルトライフルのベストライフルに選ばれている。 ベースとなるM4カービン銃はアメリカ軍の主力小銃なり、現在最も信頼できるアサルトライフルといってもいい。M4A1はそのM4カービンの3点バーストを無くしたアップグレードモデルになる。ゲーム中でのM4A1は正確な射撃に、低い反動、高いダメージ、ヒップファイア、広い射程を誇り、最も性能の高い銃の１つになっている。30発のラウンドに拡張性に関しても申し分なく、短縮化されたカービン銃は取り回しも良く様々戦況に対応できる。現実世界でもバランスの良い銃になっている
SMG‐MP5
SMGにおいては往年のベストセラー、H&K社のMP5がMP7を抑えて選ばれている。登場してから50年以上も経つ銃だが、未だに第一線で活躍しているSMGになり、その取り回しの良さから建物内での特殊作戦に重宝されている。その取り回しの良さはゲーム中でも再現されており、サイトスピード、連射速度の性能も反映されている。ピストル弾を利用する点から威力、射程の能力こそ低いが近接戦闘においては絶大なる威力を発揮する。
ショットガン‐725
ショットガンについてはあまり聞きなれない725が選ばれている。これはブローニング社が開発する12ゲージの上下二連式のスポーツ・狩猟向けのショットガンになる。国内でもミロク製作所が製造している。二連式という事で二発しか装填できない狩猟用のこのショットガンがなぜベストなのか疑問だが登場するショットガンの数自体少ないのでしょうがない。バレルが長く銃口の内径を小さくする弾のまとまりやすいシリンダーチョークを採用しておりショットガンながら飛距離を保持し、弾もまとまり威力が高くなっている。
LMG‐PKM
LMGはロシアの軽機関銃PKMが選ばれている。LMGとしてはアメリカのMINIMI（M249）に負けず劣らぬ威力と性能を誇っている。今回、そのMINIMIは登場しておらず、LMGでは圧倒的な能力をほこる。強力な7.62㎜弾を使用し、高い発射速度と射程を誇りながらも集弾性、反動も安定している。高い装弾数から中距離以上の戦闘では圧倒的な火力で支配できる。
マークスマンライフル‐MK2 Carbine
これは架空の銃だろう。いろいろ探してみたが同名の実銃は見つからなかった。形状やレバーアクションの行動から考えるにおそらくモデルになっているのはウィンチェスターライフルだろう。ウィンチェスターライフルは7.62x54mmR弾という狙撃銃やPKMにも使用される威力の高い弾丸を使用でき、マークスマンライフルとしての射程・威力を持ち合わせることができる。ゲーム中では正確さと威力のスコアが際立っている。
スナイパーライフル‐AX-50
ロシアのドラグノフを抑えAX50が選ばれている。AX-50はイギリスのAccuracy International社が開発したボルトアクション式のスナイパーライフルになる。アンチマテリアルライフルになり、12.7×99mm NATO弾を使用するその威力は1ショットで相手を沈める。弾速は900m/s、射程は2500mを誇り、フィールド全体を捉えるだろう。銃の発射音が大きいため敵に気づかれやすく、一撃で仕留めないと敵に反撃される。
ハンドガン‐X16
最強のハンドガンといわれるデザートイーグルがモデルの.50 GSを抑えて、選ばれたのはX16になる。おそらく形状からGlockなると思われる。今のところグロックにX16という型番は見当たらないがグロックでは大型の拳銃弾.45GAP弾を開発しており、X16はその45口径ACP弾を使用するグロックG45をモデルにした高威力のハンドガンと思われる。更にグロックといえばハンドガンながらフルオートが可能になり、弾幕も張れる。威力、機能性ともにバランスが良いハンドガンになる。
架空銃の実銃を調べてみた
アサルトライフル‐M13
同名のライフルは見当たらず、おそらくモデルになっているのがSIG SAUERの「MCX VIRTUS SBR」と思われる。 2015年に登場した新しいライフルになり、取り回しも良く、反動が少ない。M4A1にも劣らない銃になる。
アサルトライフル‐fr 5.56
ブルパップの特徴的な形の銃はフランスの「FA-MAS」がモデルとなるのはすぐわかる。1975年に開発されたこの銃は長年使用され信頼性が高い。実際の戦場ではほとんど使われなくなった3点バーストはゲームでは有効になる。重量は他のアサルトライフルと比べると重いのと装弾数が20発と若干少ない。
アサルトライフル‐ODEN
この変わった名前の銃はロシアの突撃銃「KBP ASh-12.7」がモデルになる。特殊部隊のスペツナズ向けに開発されたブルパップ式の銃は重く、発射速度は遅く装弾数も少ない。アサルトライフルとしては致命的だが、スナイパーライフルにも使用される 12.7×55mm弾を使用し一発で敵を仕留めることができる。
アサルトライフル‐KILO 141
モデルとなっているのはドイツのH&KのHK433と思われる。HK433は同社のHK416、G36の兄弟銃になるのだが、知名度であればHK416、G36が有名で多くの軍に採用されてる。しかし、2017年に登場したこの銃は次期主力小銃になるといわれおり、コンパクトでカスタムしやすい性能の高いアサルトライフルになる。
https://www.dexerto.com/call-of-duty/best-guns-weapon-classes-call-of-duty-modern-warfare-1202007
