イーロン・マスク「F-35戦闘機はドローンに勝てない」

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photo by Goodread Bio

航空宇宙会社「スペースX」、電気自動車「テスラ」の創設者でCEOのイーロン・マスク氏は自身のツイッターに「米国のF-35戦闘機は自律型ドローン戦闘機に勝ち目はない」と書き込んだ。

F-35ライトニングII戦闘機は米国のロッキードマーティン社が開発したマルチロール戦闘機になる。攻撃能力、電子装備に秀でており世界最強の戦闘機の一つになり、米国を始め、日本、イギリスなど多くの国が採用、配備を進める最新鋭戦闘機になる。

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ドッグファイトにおいて人間はAIに勝てない

CNBCの報道によると先週金曜に米空軍が開催した軍事シンポジウム「Air Warfrare Symposium 」の中でマスクは米空軍パイロットを前にして「戦闘機の時代は過ぎた」と語っており、「未来の戦争はドローン戦争になる。そうなっては欲しくはないが、それが未来の姿だ。」と述べている。米国、及び同盟国はF-35の開発、購入に多額の予算をかけているが、それだと中国やロシアといった他の国に遅れを取ることを示唆している。

F-35の脅威と想定しているのは有人戦闘機や遠隔操作のドローンと考えているかもしれないが、それではなく、AIを搭載して自律行動を行うドローン戦闘機になる。AIによって操縦されるドローン戦闘機に対してF-35は太刀打ちできないとマスクは考えている。AIはスーパーコンピューターを使って敵の進路や行動を予測し、速度や大気の状況を考慮して武器を選択、撃墜方法を編み出し、戦闘状況下で理想的な行動を瞬時に判断できる。これは人間にはできない。

自律行動で武力行為まで行うAI兵器について国際的な取り決めをが検討されており、米軍の基本方針は最終的な武力行使の決定は人によって行う事をガイドラインとして定めている。しかし、ロシアや中国は自律行動で武力行使まで行うAI兵器の開発を進めている。

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AI兵器の論理原則のガイドラインはどうなっている?
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https://www.cnbc.com/2020/03/03/elon-musk-urges-military-to-prioritize-innovation-in-space.html

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