F-22が28発の空対空ミサイルを搭載、発射するという驚異の記録を打ち立てる

US Air Force

アメリカ空軍の発表によるとF-22ラプター戦闘機が28発の空対空ミサイルを搭載し、発射するという驚異の記録を打ち立てました。

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2022年9月、フロリダ州ティンダル空軍基地で開催された「武器システム評価プログラム 22-12(WSEP 22-12)」で、第 94戦闘飛行隊と第94戦闘世代飛行隊のメンバーはF‐22に28発、金額にして1400万ドル(20億円)以上の空対空ミサイルを搭載して兵器評価テストを行いました。

WSEPは空対空戦闘訓練にて実弾兵器システムを使用し飛行隊の能力をテストするための評価演習です。2週間の演習では使用可能な航空機の減少、人員の減少、初めて射撃を行うパイロットなど想定して行われました。その演習の一環として、F-22に28発もの空対空ミサイルを搭載発射するという、誰もが経験したことがない、前例のない評価テストを行います。これまでの記録は2014年のWSEPで打ち立てられた、同じくF-22に搭載された22発です。今回、それよりも6発も多い数です。

28発もの空対空ミサイルを搭載したF-22は全弾の発射に成功。更にM61A2 20mmバルカンによる攻撃演習も行いました。

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28発ものミサイルをどうやって搭載した

F-22 ウェポンベイ
US Air Force

そもそも、28発もの空対空ミサイルをF-22に搭載できるものなのでしょうか。F-22は制空権の制圧を目的とした機体で空戦に強い制空戦闘機です。通常の空対空ミッション時の兵装はメインウェポンベイにAIM-120 AMRAAMを6発、両サイドのウェポンベイにAIM-9 サイドワインダーを各1発の計8発を搭載しています。これはウェポンベイの最大搭載数です。第5世代ステルス戦闘機であるF-22はステルス性の維持のため、ミサイルや爆弾と類の兵器は基本、全てウェポンベイに入れられ機内内部に収納されます。

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そして、ステルス性を犠牲にする代わりに、機外に武装を搭載することは可能で、その場合、両翼下のウィングパイロンに搭載されます。各翼には2つのウィングパイロンを取り付けることができ、パイロン一つにAIM-120 AMRAAMを2発の計4発、両翼だと計8発を搭載できます。これでウェポンベイの8発とウィングパイロンの8発を合わせると計16発になりますが、では、あと12発はどこに?となります。

F-15
boeing

ウィングパイロンにmissile rackを設置すれば、各パイロンのミサイル最大搭載数は4発になり、ウィングパイロンの搭載数は最大16発になります。これで計24発に。あと4発です。しかし、これが不明です。搭載しようと思えば、機外の他の場所に搭載は可能ですが、米空軍は28発を搭載したF-22の写真は一切公開しておらず、実際のところ、どうやって搭載したのかは不明です。

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Source

https://www.acc.af.mil/News/Article/3186034/94th-fs-and-94th-fgs-makes-history-at-wsep-22-12/

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F-22が28発の空対空ミサイルを搭載、発射するという驚異の記録を打ち立てる
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