NavyTimesの報道によれば、先週、アメリカ海軍の艦上戦闘機F/A-18スーパーホーネットが、突然の大雨と強風のため空母ハリー・S.トルーマンから”船外に吹き飛ばされた”と米軍当局者が日曜日に述べました。
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イタリアを拠点とする米海軍第6艦隊は8日、地中海で補給作戦に就いていました。その作戦中、突然の悪天候に見舞われます。予期せぬ大雨と強風によって、飛行甲板に駐機していたF/A-18スーパーホーネット戦闘機1機が船外に吹き飛ばされ、海中に落下。幸いにも機内にはパイロット含め誰も搭乗はしていませんでした。また、この事故とは別にこの嵐によって乗組員1人が負傷しています。第6艦隊のスポークスマンは、海中に落下したF/A-18を回収する方法を検討していると述べました。事故の原因は調査中ですが、落下した戦闘機以外に損傷はなく、空母トルーマンも無傷であり、空母飛行隊の任務遂行能力に影響はないことを強調しました。
イタリアのガエータを母港とする第6艦隊は約40隻の艦船、175機の航空機、約21,000人の人員で構成。トルーマンには約70機の航空機と5000人の乗員がいます。トルーマンを含む空母打撃群はウクライナの情勢をふまえ昨年12月から地中海に配備されていました。
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