戦闘機・爆撃機の1時間当たりの運用コストはいくら？最も高いのは６万ドル！

戦闘機といった軍用機の1機あたりの調達価格の情報はよく見聞きするが、その運用にかかるコストの情報を知る人は少ないでしょう。運用コストはその国の物価や、その時の原油価格に左右されるので一概にいくらと定めるのは難しいですが、アメリカ国防省は毎年、軍用機毎の運用にかかるコストのレポートを発表しています。これらのコストは、燃料、機体の消耗、人件費に基づいて、時給換算で計算されています。2021年10月から適用されている2022年度の最新の運用コストをもとに代表的な機体の1時間あたりの運用コストを紹介します。

戦闘機

F-35 ライトニングII

F-35A　$13,806
F-35B　$13,936
F-35C　$13,103

F-22A ラプター　$52,438

F-15 イーグル

F-15C　$24,570
F-15D　$24,598
F-15E　$19,747
F-15EX　$17,116

F-16 ファイティング・ファルコン 

F-16A　$25,031
F-16B　$23,827
F-16C　$11,399
F-16D　$11,312

F/A-18 ホーネット

FA-18C　$22,245
FA-18D　$24,273
FA-18E　$17,516
FA-18F　$18,762
EA-18G　$14,193

AV-8B ハリアー　$17,875

F-5

F-5F　$18,196
F-5N　$16,867

A-10C　$8,556

爆撃機・輸送機

B-1B ランサー　$62,222

B-2A スピリット　$67,224

B-52H ストラトフォートレス　$40,653

AC-130

AC-130J　$8,135
AC-130U　$19,135
AC-130W　$9,446

C-17A グローバルマスターIII　$17,247

C-130 ハーキュリーズ

C-130H　$12,826
C-130J　$6,691

P-3C オライオン　$10,691

E-2 ホークアイ

E-2C　$21,834
E-2D　$14,469

Photo US AirForce.　US Marine

Source
https://comptroller.defense.gov/Portals/45/documents/rates/fy2022/2022_a.pdf