モスクワを攻撃したのはこれか?ウクライナの新型自爆ドローンRubaka

モスクワを攻撃したのはこれか?ウクライナの新型自爆ドローンRubaka

ウクライナの軍需企業は「Rubaka(ルバカ)」と呼ばれる、新しい自爆ドローンを開発した。このドローンは既に実戦に投入されており、先日の自爆ドローンによる首都モスクワの攻撃に利用された可能性もある。

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モスクワまで到達可能

ルバカはウクライナの企業で開発製造されているが、生産元は明かされていない。ルバカは全翼型の航空機になり、前部に2枚のブレードプロペラとエンジンを備え、カタパルトによって離陸する。弾頭は3~5kgの小型対戦車弾で戦闘装甲車両に致命的な打撃を与える事ができる。

特筆すべきは航続距離500kmの長距離自爆ドローンという点で、ロシアの奥深くまで攻撃する事が可能だ。ウクライナの国境からモスクワまでの最短距離は450kmなので、首都攻撃もできる。先月7月30日、8月1日にモスクワが自爆ドローンによって攻撃を受けているが、ルバカだった可能性もある。ウクライナ国防情報局は既にルバカが攻撃に使用していることを明言している。

クラウドファンディングを実施

ルバカは現在、量産のためのウクライナの俳優ウラジスラフ・シェフチェンコが音頭をとり、クラウドファンディングを募っている。ルバカの1機あたりのコストは55万フリヴニャ、日本円で約211万円。現在、18機を製造するために1000万フリヴニャを目標に資金を募っている。

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Source

“Rubaka” long-range loitering munitions developed in Ukraine – Militarnyi

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