中国人民解放軍の特殊部隊は吹き矢を使い毒矢を飛ばす

中国人民解放軍の特殊部隊は吹き矢や使い毒矢を飛ばす

特殊部隊が周囲にばれないよう静かに人を殺める時に使う武器は大抵、サプレッサーが装着された銃を使う。更に無音で行う時は接近してナイフや格闘術を使う。だが、中国人民解放軍の特殊部隊は銃器でもナイフでもない、現代では珍しい武器も使っているらしい。それが毒矢と吹き矢だ。

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既に廃れた武器

毒矢は7万年以上前から人類が使用してきた道具で古代の戦争では弓矢の武器として使われた武器だ。しかし、管理時の事故や生産性の悪さ、感染症の問題もあって中世頃に戦場での使用が禁止され、使用されなくなった。吹き矢は筒に矢を入れ、空気圧で矢を放つもので武器というより、道具として主に狩猟用に使われ、動物を麻痺されるために使われた。日本だと忍者が毒を使った吹き矢を使うイメージが強いと思う。南米の先住民の間で今でも狩猟に使用していると聞くが、現代ではスポーツ吹き矢と残るぐらいで、毒矢も吹き矢も既に武器としては廃れたものになる。だが、中国人民解放軍の特殊部隊は毒矢と吹き矢、そしてダーツを特殊部隊の装備として今でも使用している。

上の動画では実際に人民解放軍の特殊部隊隊員が吹き矢を飛ばす様子が見て取れる。動画では数m先の標的に向かって矢を放っており、狙う場所は装備品で保護されていない顔だ。茂みなどに隠れながら、ある程度接近して使用する必要があるようだが、筒の長さと肺活量、矢の重量によっては50m前後まで飛ばすことが可能とされている。吹き矢は折畳み式で、マウスピースと照準器のフロントサイトが付いている。

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毒矢の使い道

毒矢には2つの使い方がある。一つは暗殺で、即効性がある強力な毒を塗って標的を無音で殺害する。確実に狙うには肌が露出している顔などを狙わなければならず、特殊部隊といえど難易度は高い。または神経毒を用いて麻痺させ行動不能にさせることもあり、警備犬などにも使用される。

そして、もう一つは民間人の排除だ。民間人を殺傷するわけにはいかず、且つ、強制的に排除すれば敵にばれる必要がある。この時は即効性のある麻酔薬を塗った矢を使い、眠らせて排除する。このように状況に応じて、毒を使い分けている。

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