ロシア陸軍第36独立警備隊モーターライフル旅団第一ライフル小隊狙撃分隊の指揮官であるSergei Tsarkov（セルゲイ・ツァルコフ）軍曹が戦死したとロシアメディアが報じました。彼は現在のロシア軍最高のスナイパーと称されていました。
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ロシアメディアは5月18日にセルゲイ軍曹が「ウクライナでの特殊作戦中に死亡した」と報じました。39歳でした。葬儀は4月10日に行われたようで、実際の戦死は4月初め頃になるかと思われます。ザバイカル地域ボルジ出身のセルゲイは東部軍管区”第36独立警備隊モーターライフル・ロゾフスカヤ・レッドバナー旅団”最高の狙撃兵であり、ウクライナに侵攻する全ロシア軍の中でも「最高の狙撃兵」と見なされていました。彼には死後「勇気の勲章（орденом Мужества）」が授与されています。
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アーミーゲーム・スナイパーフロンティアの優勝者
セルゲイはロシアが2015年から毎年開催する軍事スポーツ競技会「Army Games」の競技の一つで各国の狙撃兵が狙撃技術を競いあう「Sniper Flontier（スナイパーフロンティア）」に2016年から定期的に参加。同競技ではマカロフK59ピストル、AK-74自動小銃、7.62mm SVD狙撃銃の3つの銃を使用し、個人の狙撃能力、そしてペア、次にチーム評価、最後にスピードの評価を行います。30か国以上の狙撃兵が集う同競技においてセルゲイは2016年の優勝者になります。
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