ロシア軍は最新のSu-30SM2戦闘爆撃機とYak-130練習機を手に入れました

UAC

ロシア国防省は月曜、ロシア国営の航空機製造会社ユナイテッド・エアクラフト・コーポレーション(UAC)から新しい Su-30SM2 戦闘機と Yak-130練習機/軽攻撃機を受け取ったことを明かしました。2機は共にUACのイルクーツク航空工場で製造されました。

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Su-30SM2

Su-30SM2

Su-30SM2はSu-30フランカーCの発展型として2012年から生産が始まったSu‐30SMの近代化モデルです。ロシア空軍がシリアでの戦闘で経験した運用上の教訓を活かして開発されており”スーパースホーイ”とも呼ばれています。今年1月に最初の機体がロシア海軍航空隊に納入されたばかりの最新鋭機で、海軍と空軍で運用されていますが、今回導入された機体がどちらに編入さるのかは不明です。

Su-30SM2は2人乗りの多用途戦闘機で、より強力なAL-41F-S1エンジン、IRBIS N035 レーダー、アビオニクスといった最新の機器を搭載しており、エンジンとレーダーは上位機のSu-35Sと同じものです。数百Km先の空中、地上、海上の標的を検知、スタンドオフ兵器で攻撃可能です。さらに今回のバッチでは無線電子機器が改良されています。ウクライナでは前モデルのSu-30SMが少なくとも11機撃墜、若しくは破壊されていますが、Su-30SM2の撃墜は今のところ確認されていないのと、そもそもウクライナへの投入も確認されていません。ただSu-30SMとSu-30SM2の外観に違いはないので、判別できていないだけかもしれません。

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Yak-130

Yak-130
mod russia

Yak-130は複座型の高等ジェット練習機/軽攻撃機で「ミットン」とも呼ばれています。4++世代および第5世代の戦闘機を含む、最新および高度な戦闘機のパイロット育成のために開発され、2010年に運用が始まりました。9つのハードポイントにより、3000kgの武装を搭載でき、ミャンマー軍などでは軽攻撃機としても運用されています。

ロシアでは現在、新兵器をの開発を中断、その分の資金とリソースを既存兵器の製造と改良に充てているとされています。

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Source

https://tass.ru/armiya-i-opk/16387049

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