ロシア兵が汚染された水で洗濯した事により被ばく。重度の放射能汚染により、生きたまま腐り始めたとロシアメディアが報じた。
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ロシアメディアのLentaの11月22日の報道によれば、ロシアが言う特別軍事作戦(SVO)にも参加していた兵士が、放射能で汚染された水で洗濯をし、被爆。生きたまま腐り始めた。この兵士は”非友好国”のいずれかの領土内にいたが、どの国かは明らかにされていない。男性は船上で服を水で洗濯。その後まもなく、彼に放射線障害の症状が出始め、水が汚染されていることが判明。兵士は生きたまま腐り始め、重度の壊死と骨の劣化が進行した。死には至ってないようだが、兵士はロシア軍を離れる予定だ。軍弁護士によれば被ばくした兵士はこれまで、ロシア軍に人生を捧げてきたと指摘した。兵士はロシア海軍唯一の空母「アドミラル・クズネツォフ」に勤務。118人が死亡した2000年8月の「原子力潜水艦クルスク沈没事故」にも立ち会っている。直近では、ウクライナに地上攻撃部隊員として派遣され、戦闘中に脳震盪と榴散弾による傷を負った。戦歴からもベテラン兵士だったことが伺える。
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気になるのは被ばくした場所だ。戦歴から被ばくした兵士は海軍所属だった事が分かる。ロシア海軍で被爆する可能性があるのは、原子力を動力とする原子力潜水艦か、重原子力ミサイル巡洋艦のキーロフ級になり、これらのいずれかに乗船していた可能性が高い。また、非友好国にいたという事で作戦任務中だった可能性も高いと思われる。ウクライナ戦争に参加する黒海艦隊に原子力船はないので、他のどこかだろう。しかし、原子力船で兵士が汚染水で洗濯してしまうような事が起きえるののかは甚だ疑問であり、ロシア海軍の安全管理が懸念だ。
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