韓国初の国産戦闘機で第4.5世代戦闘機のKF-21「ポラメ」のテスト飛行が7月19日に行われ、無事、初飛行に成功したと韓国の防衛事業庁が発表した。
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KF-21「ポラメ」の最初の飛行テストは慶尚南道泗川市の第3飛行訓練基地で行われた。参加する機体は1機目のプロトタイプになり、機首下部には韓国の国旗と共に共同開発に参画するインドネシアの国旗もあしらわれた。パイロットは韓国型戦闘機統合試験チーム所属の空軍第52試験評価戦隊試験飛行パイロットであるアン・ジュンヒョン少佐。
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15:40に離陸し、着陸装置を出したまま飛行した。機体下部にはMBDA社製の空対空ミサイルの”ミーティアミサイル”の実物大模型が4発が搭載された。ミーティアはユーロファイター、ラファール、グリペンでも採用されており、有視界外の標的を撃墜できる100km以上の射程を有している。KF-21の外観は第5ステルス世代戦闘機だが、このように武装をウェポンベイに収納せずにむき出しで搭載するため、レーダーに探知される余地を残し、半ステルス機と言われる第4.5世代に分類している。ただ、KF-21は開発途中であり、第5世代ステルス戦闘機になる余地も残している。
KF-21は飛行を続け16:13に無事着陸、33分間の初飛行に成功した。今回の初飛行に成功により、今後は本格的な飛行試験を予定、防衛事業庁は2000回以上の飛行試験を行う予定だと述べている。開発完了は2026年を予定している。
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Source
https://www.dapa.go.kr/dapa/na/ntt/selectNttInfo.do?menuId=678&bbsId=326&nttSn=41795