世界最速の戦闘機TOP10

世界最速の戦闘機TOP10

世界最速の戦闘機はどれでしょう?この手のランキングはいくつかありますが、試作機や開発途中、戦闘機ではない機体も交じっていることが多く、きちんと定義されてるランキングは意外とありません。今回は戦闘機に絞って、実際に戦闘機として運用された機体だけで、世界最速の戦闘機のランキングTop10を作成してみました。

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10位 F-14 トムキャット(2,485km/h)

アメリカのグラマン(現ノースロップ・グラマン)社によって開発、1974年に就役した第4世代戦闘機。F-14は艦上戦闘機で空母艦載機としてベトナム戦争からイラク戦争にかけて活躍後、2006年に米軍からは退役。しかし、昔は友好国だったイランに輸出されており、イランではまだ現役だ。映画『トップガン』でトム・クルーズが乗っていた機体としても有名。

ハセガワ 1/72 アメリカ海軍 F-14A トムキャット ハイビジ プラモデル E3

9位 ユーロファイタータイフーン(2,495km/h)

NATOの主要国であるイギリス、ドイツ、フランス、スペインの4カ国による共同開発で2003年に就役、ドイツのユーロファイター社が製造する第4世代戦闘機。戦闘、偵察などこなすマルチロール機で、この4カ国以外にオーストリアも採用しており、NATOの主力戦闘機の一つである。この5カ国以外にもサウジアラビア、オマーンといった湾岸諸国に輸出している。

ハセガワ 1/72 イギリス空軍 ユーロファイタータイフーン 単座型 プラモデル E40

7位 Su-27(2,500km/h)

ロシアのスホーイ社によって開発され、1985年に就役した第4世代戦闘機。米国のF-14とF-15に対抗する形で開発され、制空権の確保、爆撃機の護衛が主な任務となる。Su-27はその後のロシア第4世代戦闘機のベースとなっており、Su-30、Su-33、Su-34、Su-35はSu-27の発展型となる。旧ソ連・共産国では今でも主力戦闘機として活躍している。

ハセガワ 1/72 ロシア海軍 Su-33 フランカーD プラモデル E35

7位 J-11(2,500km/h)

中国の瀋陽飛機工業集団によって製造された機体だが、Su-27の中国仕様版でロシアからライセンス提供を受けて国産化した機体。200機の限定生産という約束でライセンス提供したが、国産パーツを使用する形で独自の改修を行い、J-11Bという名で現在も生産を続けている。

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6位 J-15(2,551km/h)

中国の瀋陽飛機工業集団によって開発、2013年に就役した第4世代戦闘機。中国人民軍の戦闘機としては最速になる。2012年に就役した中国軍の初空母「遼寧」の艦上戦闘機として開発された。ロシアのSu-27の艦上戦闘機版であるSu-33をベースに開発したとされている。

5位 F-111(2,655km/h)

米国のジェネラル・ダイナミクス社によって開発、1967年に就役した第3世代戦闘機。可変翼が特徴で、これにより高速と機動性を実現した。ベトナム戦争時に登場し、湾岸戦争でも活躍。主に地上攻撃機として使用された。米軍とオーストラリアで運用されたが、米軍では1998年、豪軍では2010年に退役している。

4位 Su-35(2,778km/h)

ロシアのスホーイ社によって開発され、2014年に就役した第4世代戦闘機。Su-27を改良したモデルで航続距離が長く、最新のアビオニクスを搭載し、迎撃、偵察、爆撃など複数の任務をこなせるマルチロール機。第4世代ではロシアの最新鋭機。輸出もされており、中国やインドネシアなど複数国が採用。インドはSu-35の第5世代版を共同で開発する。

ハセガワ 1/72 ロシア空軍 Su-35 フランカー UAV プラモデル 02334

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3位 Mig-31(3,000km/h)

ソ連のミグ設計局によって開発され1982年に就役した第4世代戦闘機。Mig-25の改良型で高度なレーダーを搭載し、レーダーを回避して低空飛行する敵機を探知することができた。Mig-25が高高度迎撃機なら、Mig-31は低高度迎撃機になる。こちらは一切輸出しておらず、旧ソ連のカザフスタンを除いてロシア以外には配備されていない。近代化改修され2030年頃まで運用を予定している。

ハセガワ 1/72 ロシア空軍 ミグ31B フォックスハウンド プラモデル 02321

2位 F-15(3,017km/h)

アメリカのマクドネル・ダグラス社(現ボーイング社)によって開発され、1976年に就役した第4世代戦闘機。航空自衛隊でもF-15Jという名で採用されている。近代化改修され、未だ現役で活躍している。F-15は無敗の戦闘機として有名で、記録上、これまで空中戦、対空攻撃によって撃墜されたことは無い。しかし、敵国からは複数機の撃墜の証言が上がっている。

ハセガワ 1/72 アメリカ空軍 F-15C イーグル オツ線 プラモデル E13

1位 Mig-25(3,494km/h)

ソ連のミグ設計局によって開発され1970年に就役した第3世代戦闘機。マッハ3を超える時速で開発から約60年経つが未だ最速の戦闘機であり、未だ現役で活躍している。登場したのはベトナム戦争の時で、それまで当時、最強といわれた米軍の戦闘機F-4ファントムⅡと激戦を繰り広げた。1991年の湾岸戦争では米軍のF/A-18スーパーホーネットを撃墜している。

ハセガワ 1/72 ソ連空軍 ミグ25 フォックスバット プラモデル D4

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