米国陸軍は10月9日にシコルスキーUH-60ブラックホーク多用途ヘリの最新アップグレード版であるUH-60Vブラックホークが就役したことを発表しました。
UH-60VブラックホークはUH-60Lのアップグレード版です。今年4月に陸軍で最初の運用テストと構成の評価を完了し、6か月後の10月9日にテキサスのコーパスクリスティ陸軍基地で開催された解放式によって9月29日にUH-60Vが就役したことが発表されました。
米国陸軍は、約2,000機のブラックホークのうち、約760機をUH-60Vに転換し、最終的に1,375機のUH-60Mと760機のUH-60Vを配備することを最終目標としています。
UH-60Vブラックホークの概要
UH-60Vは1989年から2007年に掛けて生産されたUH-60Lのアップグレード版で、UH-60Lのアナログ機器を全てデジタル近代化した形です。UH-60Vのデジタルコクピットには統合されたコンピュータシステム、ビジュアルディスプレイシステム、コントロールディスプレイユニットを含む近代化されたグラスコックピットです。これらはオープンアーキテクチャシステムにより、軍は複数の開発者と協力して機能をアップグレードできます。アップグレードも容易で、更新速度と機会を広げます。これは米国陸軍で最も先進的なアビオニクスシステムの1つでUH-60プラットフォームの寿命とミッション能力を拡張します。
UH-60Vは新規で製造するのではなく、老朽化したブラックホークにグラスコックピットを装備する改修を行います。これは新規でブラックホークを製造するより1機あたり約900万ドルを節約できると主張しています。今回のアップグレードにより、機体は耐用年数が10年間延長されます。
ドイツレベル 1/72 アメリカ陸軍 UH-60 プラモデル 04976
https://www.dvidshub.net/news/380034/digital-interface-uh-60v-black-hawk-released
https://www.northropgrumman.com/what-we-do/air/uh-60v-black-hawk-integrated-mission-equipment-package/