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UPRISE Tactical Exoskeletonはカナダのテクノロジー企業であるマワシ(Mawashi Science and Technology)社が開発する戦術外骨格です。
超軽量パッシブ高耐久化統合兵士戦術外骨格を意味するUPRISE(Ultralight Passive Ruggedized Integrated Soldier Exoskeleton)は、バッテリーのないパッシブスーツで、パワーアシストではなく、構造的に重い荷物を運ぶ能力をアシストするように設計されています。柔軟な脊椎、スライディングベルト、完全に連結された脚で構成。チタン製で兵士の機動性を妨げない超軽量設計になります。
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社名は相撲からきている
マワシ社は人体がどのように体重を配分するのか、特に相撲の力士が200㎏近い体重をどのように移動させているのかを研究し、歩兵が重傷を負うことなく重い荷物を運ぶためのソリューションを開発しました。社名の「マワシ」は、相撲で使われる「廻し」に由来します。
通常の外骨格と同様に、UPRISEは、肩にかかる負荷の50〜80%を地面に伝達することにより、兵士が装備や機器といった重い荷物を運ぶときに脚や関節、筋骨格系へのストレスを減らすことによって負担を軽減するのに加え、兵士が感じる不快感と疲労を軽減します。
最初は特殊部隊のために開発されましたが、兵士システム、兵士近代化プログラムおよび荷重運搬ドメインに変換されました。これが戦場に導入されれば戦い方が変わるかもしれません。この開発にはカナダの他に米国、オーストラリア、フランス、シンガポールが関わっています。相撲発祥の地、日本も是非、開発に参加し、力士の技術を活かして欲しい。
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