かつてアメリカ軍で研究された非殺傷化学兵器「LOVE爆弾」に「口臭兵器」

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愛の爆弾

世界が愛で満ち溢れば、戦争は起きないかもしれない。アメリカ軍は1990年代中頃まで約10億円をかけ、媚薬を含んだ爆弾の研究を行っていた。この非殺傷兵器「愛の爆弾」を敵陣に落とすことで、激しく愛し合って戦闘どころではなくなるのだ。しかし、兵士のほとんどは男性である。そう、同性同士で愛し合う事を狙っていた。兵士同士が愛し合う事で軍の秩序が乱れ士気が下がると考えていた。どうだろう、いつもの仲間が急に愛しくみえてしまったら、その愛が抑えきれなくなってしまったら、あなたは戸惑うだろう、もしかしたら、隊長を巡って部下動詞が争うかもしれない。しかし、逆の見方も考えられる、愛する人を守るために戦場では士気が上がるかもしれない。

昆虫や動物にも愛の爆弾

人間だけへの効果ではなく、ハチやねずみなどの動物への効果も研究されていた。昆虫が好むフェロモンを含ませることで、媚薬を浴びた兵士に昆虫や動物が群がってくるのだ。それがハチであれば猛毒で敵に打撃を与え、ネズミであれば衛生が悪化する。人に昆虫に動物に愛される「愛の爆弾」が実現していたら恐ろしい兵器になっていた。しかし、実際にはそのような化学物質を生成、発見することはできなかったらしい。

口臭兵器

1945年から研究されていたのが、口臭兵器。この口臭兵器を浴びると、文字通りひどい口臭やオナラを持続的に発してしまう。あなたも経験したことがあるだろう、教室やエレベータ内で異臭がした時に、「誰が臭いの犯人だ?」と疑わなかっただろうか? これにより、部隊内が疑心暗鬼になるのだ。この兵器は「Who?Me?(だれ?わたし?)」と呼ばれていた。また、口が臭い人はどうだろう、そんな相手とは話したくないだろう。私も昔、口が臭い上司とはなるべく話をしないようにしていた。そうなると部隊内でのコミュニケーションや命令伝達がおろそかになり、作戦に支障をきたすことになる。さらにこの兵器を浴びた敵兵が民間人に紛れ込んでも、口臭の臭いで判別することも考えられていた。しかし、研究者は「多くの地域では定期的に悪臭がしており、これを悪臭だとは思わない」と結論し、前提には致命的な欠陥があることを認めた。

これらの兵器は空軍研究所で行われ情報公開法に基づき行った情報開示請求により明らかにされた公文書の情報になり、真面目なアメリカ軍の研究であった。でも、こんな化学兵器なら人も死なずにすむだろう。このような兵器で戦争が終結できる時代になるといいのだが……

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出典: http://news.bbc.co.uk/2/hi/americas/4174519.stm

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