エンテベ空港奇襲作戦を映画化した『エンテベ空港の7日間』

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1976年に起きたハイジャック事件「エンテベ空港奇襲作戦」を映画化した『エンテベ空港の7日間』の予告編が公開された。出演は『ゴーン・ガール』のロザムンド・パイク、監督は『ロボコップ』、『エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE』のジョゼ・パジーリャがメガホンをとった。

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エンテベ空港奇襲作戦とは

1976年7月3日から4日にかけてウガンダのエンテベ国際空港でイスラエル軍が実施した人質救出作戦になる。
1976年6月27日にイスラエルのテルアビブからイスラエル人約 80人を含む 258人の乗客を乗せたエールフランス航空139便はパリに向かう途中、給油と乗り継ぎのため、ギリシャのアテネ空港に着陸する。アテネ空港離陸直後にパレスチナ解放人民戦線の2人とパレスチナに同調する西ドイツ2人のテロリストによってハイジャックされる。ハイジャック犯は50万ドルと捕まっているパレスチナゲリラ53人の釈放を要求する。その後、飛行機はリビアのベンガジを経由し給油と妊婦を解放、その後、仲介に立つウガンダのエンテベ国際空港に着陸する。そこでイスラエル人やユダヤ系を含む103人だけを残し人質を解放する。新アラブ派であったウガンダ政府はイスラエルへの協力を拒否し、テロリスト側を警護した。イスラエル政府は人質救出のためにサンダーボルト作戦を立案。 ウガンダの協力を得られない国防軍は特殊部隊サイェレット・マトカルを4機のC-130 ハーキュリーズ輸送機に乗せて極秘裏にエンデベ空港に派遣する。

到着した特殊部隊はウガンダのアミン大統領の車に偽装した車で、空港に奇襲攻撃をかける。大統領が視察に来たと勘違いした警護兵に対し、サプレッサーを装着した銃で応戦し、わずか数分で空港を制圧し、人質102人の救出に成功する。しかし、突入時に人質3人がイスラエル兵の伏せろという指示が聞き取れず、テロリストと間違われ誤射により死亡、イスラエル兵も1人が亡くなっている。

亡くなったイスラエル兵ヨナタン・ネタニヤフ中佐は今のイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフの兄になり、ネタニヤフ首相も今作戦に参加していた。

エンテベ空港の7日間』は10月4日より東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国で順次公開。

公式サイト: http://entebbe.jp/

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エンテベ空港奇襲作戦を映画化した『エンテベ空港の7日間』予告編公開
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