分隊支援火器とは?支援火器・軽機関銃8選

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分隊支援火器(SAW)とは?支援火器・軽機関銃8選
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現在の分隊装備の必需品となっている分隊支援火器といわれる軽機関銃。分隊行動を支援するこれらの火器は通常の火器とは何が違うのでしょう。分隊支援火器とは何か、現在、世界で使用されている支援火器について紹介する。

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分隊支援火器とは?

その名の通り、分隊を支援するための火器になる。英語では”Squad Automatic Weapon”「 SAW」とも言われる。”Squad”は「分隊」という意味だ。通常の歩兵の装備はアサルトライフルだが、分隊支援火器の多くは軽機関銃(LMG)になる。LMGの特徴は機銃としては軽く、一人で持ち運べること。そして、ガンベルトやC-magを使用することで、他の銃よりも装弾数が多く火力に優れている点。使用する弾丸はアサルトライフルと同様のものを使うので部隊間で融通が利く。また、銃身長(バレル)も長く、有効射程や初速も高い。またバレルはヘビーバレルと呼ばれるアサルトライフルに使われるバレルよりも一回り太いものを使用し、連続射撃にも耐える設計になっている。その他バレルの冷却機能やバレル交換が容易になっていることが多い。しかし、それらと引き換えに重量があり、持ちながらの射撃にはあまり適しておらず、バイポッド(二脚)を使用した固定射撃が主になる。これらの特性を生かし、後方の位置から弾幕をはり、敵を火力による制圧、侵攻を止め、味方分隊の行動を支援する。
通常、分隊は10名前後で編成される。その中に1~2挺が配備され分隊支援火器射手が装備する。
最近では火力よりも命中精度に重点を置き、LMGではなく、ライフルタイプの配備も進んでいる。

最初の分隊支援火器ブローニングBAR

第一次世界大戦での機関銃といえば重機関銃になり、携行は困難で主に陣地防衛のために設置されていた。陣地攻略の際、当時の小銃は単発式で火力で重機関銃に圧倒的に負けており、攻略には多大な犠牲を払った。当時、短機関銃もあったが近接用で威力も弱く射程が短かった。そこで、携行できる機関銃の必要性が高まり、第一次世界大戦にアメリカ軍によって開発されたのが「ブローニングM1918」通称”BAR”になる。第二次世界大戦から分隊支援火器として各分隊に配備されるようになる。BARよりも前の19世紀末期にデンマークでマドセン軽機関銃が登場しているが、これは主に分隊支援というより防衛用として用いられていた。

分隊支援火器8選

MINIMI(ミニミ)/M249

ベルギーのFNハースタル社によって1982年に開発された軽機関銃。アメリカ軍ではM249とネーミングされている。FN MAGをベースに軽量化に成功し、優れた携行性と火力から、自衛隊をはじめ、NATO加盟国など多くの国の軍に採用されている。ベルト給弾、C-Mag(100発)、M16 /M4(30発)のマガジンも装着できる。

重量:6.9㎏
弾丸:5.56x45mmNATO弾
発射速度:1000発/分(マガジン装着時)
最大射程:1000m

Mk46/Mk48

M249(MINIMI)をアメリカ特殊作戦軍向けに軽量化した改良版になる。MK46は5.56x45mmNATO弾仕様。MK48は威力不足を補うために7.62mmx51mmNATO弾仕様に改良したモデルになる。

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FN MAG/M240

ベルギーのFNハースタル社によって1950年代初めに開発された軽機関銃。アメリカ軍ではM240とネーミングされている。 動作不良が少なく、80か国以上の国で採用された。MINIMIと比べ重くて攻撃力が高く、給弾はベルト式のみになることもあり、車載搭載機銃としても採用されている。

重量:11.8㎏
弾丸:7.62x51mmNATO弾
発射速度:650~1000発/分
最大射程:800m

PKM

AK47を開発したミハイル・カラシニコフが設計した軽機関銃。AK47の構造と同様の設計になり、、軽機関銃用の改良を施している。1961年にソ連軍に採用される。その後、冷戦と合わせ、AK47と同様に東側の国の軍にも採用され、現在でも配備されている。中国は80式汎用機関銃という名でコピー品を製造、輸出している。

重量:7.5㎏
弾丸:7.62x54mmR弾
発射速度:650発/分
最大射程:1000m

RPK

AK-47の改良型であるAKMを軽機関銃に発展させたモデルになり、1961年にソ連軍に採用され、現在ではAK74MをベースにしたRPKM/RPK-74Mがロシア軍に配備されている。重量は5㎏と軽量化に成功している。RPKM/RPK-74Mは、折畳み式のストックなど携行性が更に改良されている。

重量:5㎏
弾丸:7.62x54mmR弾・5.45x39mm弾
発射速度:600発/分
最大射程:1000m

PKP Pecheneg(ペチュネグ)

PKMの後継として2001年にロシア軍、スペツナズに採用された軽機関銃。 空冷銃身によって命中精度を高め、連続射撃時間と射程を改良している。 主にロシアの支援国が採用している。アメリカの軽機関銃M249(MINIMI)と同等の性能を有するといわれている。

重量:8.2㎏
弾丸:7.62x54mmR弾
発射速度:600~800発/分
最大射程:1500m

IMI Negev(ネゲヴ)

イスラエル・ミリタリー・インダストリーズ社が開発した軽機関銃。イスラエル軍はMINIMI、FN-MAGをライセンス生産し、イスラエル国防軍に配備していたが、自国開発に切り替え1997年からネゲヴに切り替えている。MINIMIの構造をコピーしながら改良を加えている。

重量:7.65㎏
弾丸:5.56x45mmNATO弾
発射速度:850発/分
射程:1000m

Ultimax 100(アルティマックス100)

シンガポールのCIS社が開発した軽機関銃。1982年にシンガポール軍が採用している。軽機関銃なら重量が5㎏未満と軽い。CQB対応の短銃身バリエーションや取り外し可能なストックなど、取り回しが良く、狭いエリアでも戦闘対応が可能になっている。周辺、東南アジア諸国の軍にも採用されている。

重量:4.9㎏
弾丸:5.56x45mmNATO弾
発射速度:400~600発/分
最大射程:1300m

M27 IAR

これまでの軽機関銃とは異なり次世代の分隊支援火器になる。消費弾薬の減少と軽機関銃は重く、その上、目立ち狙われやすいことから、他の小銃と見分けがつかない小銃型支援火器IAR(Infantry Automatic Rifle:歩兵自動火器)の構想のもと、H&K社が開発した自動小銃なる。見た目は通常の歩兵用ライフルと変わらないが命中精度に優れてる。そのため、マークスマンライフルとしても採用されている。2011年からアメリカ軍に配備されている。

重量:3.6㎏
弾丸:5.56x45mmNATO弾
発射速度:750~800発/分
最大射程:800m

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